こんなかんじ

Ferrari F10 - 空気力学的な改良

中国でフェラーリは、ストレートにおいてリア・ウィングのドラッグとダウンフォースを低減するためにマクラーレンのソリューションに類似したシステムを導入した、BMWザウバーに続く2番目のチームでした。また、メルセデスとウィリアムズもこの週末にシステムをテストしました。フェラーリの他の変更点は、フロント・ウィング後ろの新しいアンダー・ボディ（1）と、マレーシアでルノーによって使用されたものに類似したダブルデッキ・フロアー（2）が含まれます。F10のディフューザーの中央セクションもさらに改良されました。マクラーレンと比較してフェラーリに見当たらない唯一の機能は、ドライバーが高速でリア・ウィングによって発生するダウンフォースのレベルをコントロールすることができる英国チームの『F-ダクト』です。そして、MP4-25のようにエア・ボックスを2つに分割する代わりに、フォース・インディアのVJM03のものに類似した2つの小さな開口部（3）を設けています。しかしながら、マクラーレンと同様に2つの異なった気流があります。1つはパイプを通してディフューザーの上部先端（4）に流れます（下向きのイエローライン）。もう一方（トップのイエローライン）はマクラーレンのようなスロットを備えたリア・ウィングのフラップ（5）に流れます。フェルナンド・アロンソは金曜日に、データを集めるためにアイテムをテストしました。そのデータは、スペインGPでのこのソリューションのファイナル・バージョンを構築するために使用されます。

ニューース
フェラーリがFダクトをテスト！
ジャンカルロ・フィジケラがバイラノ・サーキットで1日、
フェラーリが開発した独自のFダクト・ソリューション
「ブロウン・リア・ウィングのマネジメント・システム」
（management system for the blown rear wing）
の改良バージョンをテストした模様です。
また、スペインGP週末からサイドポッド上のミラー設置が禁止されることに伴い、
アップデート型F10にはインボードのバックミラーが取り付けらていたようで、
フェラーリは、
「来週金曜日に実施される2回のフリー走行での状況によって、
予選と決勝にすべてのアップデートを使用するかどうかを決める」
とコメントしています。

レッドブルはスペインGPでFダクトを投入せず！
レッドブルはスペインGPで、Fダクトを投入しないようです。
レッドブルのマーク・ウェバーがインタビューで、
「できるだけ早く搭載できれば最高だけど、
バルセロナじゃないことは間違いないね。いつになるかは分からない。
でも、ちゃんと考えているよ。すべてのチームがそうであるようにね」
と答えています。

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