亡国の・・
こんな夜中にこそっと更新…。先日録画しておいた「亡国のイージス」を観ていました原作がとても面白かったということを、夫や景光に聞いていたのです。この映画のタイトルでもあり、事件のきっかけを作ることになった「亡国のイージス」とは、ある論文のことで、そこに書かれていることが、きっとこの物語のテーマのひとつなのでしょう。真の国力とは、日本を培ってきた普遍的な価値観、歴史、文化である日本人は「恥」という概念さえ捨て去ってしまったなど、「亡国」化していく祖国を憂いている内容が綴られていて、見ているこちら側に切実に訴えてきます。物語はイージス艦を舞台に、国家の中枢を巻き込むという大掛かりなものでしたが、最後に我々に残したメッセージは、とてもシンプルなものでした結局、自分の命をかけて国を救ったのは、平凡なひとりの男です。絶対に生きろ どんなにみっともなくてもとにかく生きろ生きるために最善を尽くせこの映画の中には、こんな台詞が出てきますが、すべてはその男、先任伍長の仙石が伝えた言葉でした。理屈に生きるのではなく、純粋に人ひとりの命の尊さを知っている人間です原作が読みたくなってきました^^