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2022年03月18日
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カテゴリ:BOOKS






高校の英語の教科書に短篇が載っていたのをフト思い出して、読んでいます。米国へのアルメニア人移民の2世だったと思いますが、アルメニアという国があるのもサローヤンで知ったような…。中学・高校の英語や数学や国語の教科書の内容はなぜかちょくちょく蘇えって来ます。

『ディア・ベイビー』の巻頭に収められた標題作は、ボクサーの話です。この短篇集ではベストかも知れません。ボクサーというと、日本では寺山修司の『あゝ、荒野』(寺山は「ボクサー」という映画も作ってましたね)を思い出します。海外では、サイモン&ガーファンクルの歌に「ボクサー」というのがありましたし、映画ではマーティン・スコセッシ監督、ロバート・デ・ニーロ主演の「レイジング・ブル」という名作があります。寺山がボクサーに惹かれた理由は分かりませんが、私などはやはりカシアス・クレイ(後のモハメド・アリ)の存在があったからだと思います。自分からTVを観た今のところ最後の機会(1974年でした)も、アリとフォアマンのキンシャサでのヘビー級タイトルマッチでした。演習科目の履修生で卒論も担当したある男子学生は、高校生のときのボクシング活動でいわゆる「一芸入試」を突破して入学していました。小柄でシャイな折り目正しい学生で、ボクシングはあまりに過酷なので入学後はしていないとのことで、それなのに入学を認めた大学にはとても感謝していました。

続く2冊は、訳者の名前が目を引きますね。写真家の吉田ルイ子と、俳優兼映画監督だった伊丹十三(映画監督・伊丹万作の息子で、大江健三郎とは松山東高校の同級生でしたが、後に大江の義兄となりました)ですよ。私は伊丹十三を、1985年の黒沢清(R大学社会学部卒業)監督作品、「ドレミファ娘の血は騒ぐ」で演じた奇怪な心理学者によって注目するようになりました。『パパ・ユーア・クレイジー』の訳者あとがきにも、伊丹の深い見識が窺われます。伊丹は高校を卒えて阪大工学部を受験しましたが落ちてしまい、受験浪人は許されなかったので役者になったそうです。そういうふうに、国立大学という条件付きでワン・チャンスの受験をして、ダメなら就職するという進路は私らのころまで結構ありました。私と同年の写真家・瀬戸正人さんも、東北大学工学部を受験して不合格で写真の専門学校に行ったとのことでしたねえ。





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最終更新日  2022年04月21日 07時41分12秒
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