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カテゴリ:日記
![]() 3月と4月は身近だった人の亡くなった月で、あれこれ思うことの多い月でもあります。 私が14年在職したR大学S学部で交流のあった方々で、この数年の間に物故された方々は何と5人に及びます。そのうちのおひとりは、最敬愛の阿部珠理姉で、私の私家版の『追悼記』に、数々の忘れられない思い出を認めました。 珠理姉以外の方々は、私がS学部に移籍したときに学部長だったSさん、そして次に学部長をされたKさん(訃報が届いたのはこの2月のことです)、このおふたりは私より1歳年長でした。おふたりには大変お世話になりましたが、Sさんは英語教育研究室でご一緒だったこともあり、私の処女作の出版時には、珠理姉が設けてくれたささやかな記念会に、お忙しい中お運びいただいたのを覚えています。 S学部S学科で家族社会学をご担当していたIさんの訃報は、おととしのことになりますが突然で痛ましいものでした。S学部では、私はふたりのnon meat eaterに出会いましたが、彼女はそのひとりで、あるいは私よりストリクトなvegitarianもしくはveganだったのかもしれません。いちど私の提案したシンポジウム企画を手伝って下さったことがあり、そのときに知ったことでした。お互いゆっくりお話ししてみたいと思っていたかもしれませんが、それぞれのオフィスでお茶を飲んだきりになってしまいました。 もうひとりは、私のいたG学科の助教を勤めていたMさんで、医療社会学専攻の彼は、助教の任期中に日大医学部に移ることが決まり、私のほうで助教仲間たちとの小さなお祝いの席を設けました。それが、それから数年もたたないうちに帰らぬ人となってしまいました。母校は東北大でしたが、その在学中に白血病を発症していて、一度は寛解したものの後年再発したようでした。奥さんも、まだ幼いお子さんもいました。Mさんのほか癌だったのは、珠理姉とSさんで、それぞれ総胆管癌と肺癌でした。心からお悔やみ申し上げます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年04月20日 09時00分07秒
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