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2011/12/04(日)09:03

スペインへの旅(15)再びおまけ:バル料理に挑戦!/11月29日(火)

クッキング(7)

 スペイン旅行から帰ってから約2カ月になりますが、スペイン熱はまだ冷めていません。相変わらず、大阪のスペイン・バルには出没して、シェリーを飲んでいます。食に関する興味は旅行に行く前よりも増したかもしれません。  で、先日、我が家でバル料理(タパス)に挑戦してみようと、台所に立って頑張ってみました。つくったのは以下の6品。完成度はまだまだですが、それなりに美味しく出来ました(自己評価は★5つが満点 材料は一応2人分です)。 1.パン・コン・トマテ(カタルーニャ風トースト)  材料:バゲット半本、トマト1個、ニンニク1片、オリーブオイル、塩   つくり方: (1)バゲットを約2cmの厚みに斜め切りし、こんがりとトーストする (2)ニンニクを半分に切ってパンにこすり付ける (3)半分に切ったトマトをパンにこすり付ける。残った果肉はみじん切りにしてパンに載せる (4)オリーブオイルと塩を上から適量振る。  ◆自己評価:★4つ(誰がつくってもあまり失敗は少ないのですが、最初につくると残りの5品をつくっているうちに冷めてしまうのが難点。まぁ冷めても結構美味しいんですが…)。 2.ソパ・デ・アホ(ニンニク・スープ)  材料:ニンニク2片、パン粉大さじ3(バゲットの残り物でもOK)、オリーブオイル大さじ2、水360cc、ビーフ・ブイヨン1個、パプリカ小さじ1、塩・胡椒少々、卵1個、パセリ少々   つくり方: (1)鍋にオリーブオイルを入れ、薄切りにしたニンニクをしっかり炒める (2)パン粉を加えて炒め、水、ビーフ・ブイヨン、パプリカを入れて、弱火で5分ほど煮る (3)塩、胡椒で味を整え、溶き卵を流し入れてかき混ぜ、パセリのみじん切りを散らす  ◆自己評価:★5つ(簡単で美味しい。これぞ究極のバル料理? 朝御飯に食べても美味しいです。ただし朝食べる時はニンニク控えめがいいかも) 3.マテ貝(かんづめ)のアレンジ2種  スペイン土産で買って帰ったマテ貝(ナバッハス)のかんづめを材料にして。一品はかんづめをそのまま、シンプルにいただきました(付け合せにはオリーブ漬けを添えて)。    もう一品は、カスエラ(小さい土鍋で可)に入れて、フィノ・シェリーを加えてそのまま蒸し器でシェリー蒸しに(ニンニク・スライス少々を加え、最後にパセリのみじん切りを散らします)。シェリーはティオペペを使いました。  ◆自己評価:★3つ(マテ貝は歯ごたえが良くて旨いのですが、かんづめそのままだとあまり味がありません。オリーブ漬けと一緒に食べた方が断然美味しい。次回はピンチョスにするのも手かなと思いました。シェリー蒸しはとても美味しいのですが、シェリーはフィノよりオロロソの方が濃厚で旨かったかも。まだ試行錯誤が必要な料理です)。 4.パタタス・ブラバス(素揚げジャガイモのブラバス・ソース)  材料:ジャガイモ1~2個と → 鍋にニンニク2分の1片、タマネギ4分の1個(いずれもみじん切り)、トマト1個、パプリカ・パウダー小さじ2分の1、ワインビネガー小さじ3分の1、ウスターソース大さじ2分の1、コンソメ顆粒少々、タバスコ適量、オリーブオイル適量、塩、胡椒各適量を入れ、弱火で温めながらよくかき混ぜる。  つくり方: (1)ジャガイモ(皮をつけたままでも可)を、食べやすい大きさに乱切りにする (2)低温の油で素揚げにする。10分ほど (3)上からブラバス・ソースをかける  ◆自己評価:★3つ半(ジャガイモは写真では皮をむいていますが、皮付きの方が美味しいかも。揚げるのは結構時間がかかります。ブラバス・ソースは奥が深いです。百軒店があれば百通りのつくり方があるとも言われています。チリソースやマヨネーズを加える方法もあるのですが、その方が美味しかったかもしれません。次回への課題が残りました)。 5.チョリソとマッシュルームのアヒージョ  材料:チョリソ・ソーセージ小1本の2分の1、マッシュルーム7~8個、ニンニク2片、鷹の爪1本、オリーブオイル70cc、塩、胡椒、パセリ少々、バゲット半本   つくり方: (1)チョリソは3cmくらいの幅で角切り(乱切りで可)しておく (2)マッシュルームは石づきを取って、半分に切っておく (3)アヒージョ用土鍋(カスエラ)にオリーブオイル、ニンニクの薄切り、鷹の爪を入れ弱火で加熱。香りがオイルに移ったら、チョリソを加える (4)マッシュルームを加え、オイルが全体に回るようにゆっくりと加熱。マッシュルームがしんなりしたら、塩、胡椒し、パセリのみじん切りを散らす ※残ったオイルを付けて食べるバゲットを添える  ◆自己評価:★4つ半(アヒージョは簡単に出来て美味しいのが嬉しいのです。チョリソでつくるのは初めてですが、チョリソ自体が結構塩分を含んでいるので、煮込む際の塩は不要だったかも)。 6.フィデワ(パスタ・パエリア)  材料:極細パスタ120~150g(湯がかずそのまま使います)、ニンニク1片、赤ピーマン2分の1個、シーフードミックス120~150g、スープ2カップ(固形スープ1個分)、パプリカ小さじ2分の1、サフラン少々、オリーブオイル大さじ3、塩・胡椒少々、パセリ(みじん切り)少々  つくり方: (1)フライパンにオリーブオイル(大さじ1)を入れ、ニンニクを炒めて香り付けしたら、赤ピーマンとシーフードミックスを炒めて一旦取り出す (2)オリーブオイル大さじ2を追加して、極細パスタを適当な長さに切って、やや色づく程度までよく炒める (3)シーフードミックスを戻し、パプリカ、サフランを加え、熱いスープを注ぎ、塩、胡椒で味を整える (4)パエリア鍋に移しかえて、水分がなくなるまで加熱したら、220度のオーブンに5分入れて仕上げる。最後にパセリを散らす  ◆自己評価:★4つ (これは結構本格的な料理なので、バルじゃなくレストランで出るようなメニューだったかもしれません。今回は(4)の過程を省略し、(3)がほぼ終わった段階でパエリア鍋に移し、水分がなくなるまで加熱するやり方でつくりました。味はめちゃ美味しいのですが、「屋台の海鮮焼きそばみたいな味」にも似てしまった(笑)ので、スパニッシュっぽくするには、さらにどう工夫すればよいかが課題が残りました)。  【おまけ】自家製サングリア(写真右)もせっかくだから、料理に合わせてつくってみました。なかなか良い出来でしたが、難点は赤ワインベースなので、たくさんtsくっても日持ちがしない(せいぜい1週間~10日)ことかな。  ※バル料理(タパス)は簡単そうに見えて奥が深いです。機会があれば再び挑戦してみたいと思いまーす。 こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】

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