ナポリ 黄昏と朝焼け
ナポリ夕暮れ posted by (C)pianta「ナポリを見て死ね」とは良く知られたフレーズだけど真にナポリを見た、と言える日本人はまだまだ少ないんじゃないかなぁ、、と良く思う。そういう自分だって、まだナポリをしっかり見た、とは言い難い。数年前にまだ友人が「ナポリ住い」だった頃一度訪ねたことがあってその時は色んなナポリの一面を垣間見ることが出来てこの地にハマってしまった友人の気持ちが少しわかるような気がした。今回幸いにして、またナポリの地を少しだけ踏むことが出来たけれどまさにまだ「典型的」と思われるツアーでの「ナポリの扱い」について見せられた感じ(笑)観光は殆どバスの中から車窓を眺めるだけ。理由は単純「キケンだから」ここに関しては相当な心残りデス。まぁ、危ないですよ、と言われている場所に単独で繰り出し、万が一危ない目にあって、結果よそ様に迷惑かけるのもイヤなので今回は大人しくしていましたが(笑)でも、ナポリが1994年のサミットをきっかけにして大きく変化を遂げてきているのも確か。特に「歩行者空間」を増やし(つまり車を締め出したエリアがすごく増えた)それによって市民が町へ前よりももっと繰り出すようになったことが犯罪の現象にも繋がっているということのよう。(昔はバイクを使った引ったくりが物凄く多かった)まさに「カオス!」と叫びたくなるような混沌さと楽しさ街が持つ歴史の厚み、エレガンス、そして何物にも替え難い存在感。。それらをじっくり味わうには、なにはともあれ、やっぱり街を歩かないと始まらない気がする勿論、抜け目ないナポレターノ(だけどきっとそれ以上に愛すべき、存在なんだろうけれど)に気をつけつつも、だけどドンドン街を歩きたい!いろんなモノにぶつかる為に!(笑)今回の旅で・・・朝早くから夕暮れまで、バスの移動と観光を経てやっとたどり着いたナポリのホテルから見下ろした夕暮れの美しさとナポリ朝焼け posted by (C)pianta朝、いつも以上に早く目が覚めかすかに聞こえて来た 港に泊まる船の気配に窓を開けてナポリ朝焼け-2 posted by (C)piantaきっとこの街が一番静かな時間の輝くような朝焼けに染まる姿をみてまたこの街に必ず来なければ!と想いを強く持ったことは自分だけのちょっとした秘密