カテゴリ:音楽(全般、大衆音楽)
数週間前の週末のこと。
街を歩いてたら二つの行列に出くわしました。 一つは教会へと続く行列。ちょうど復活祭(イースター)の日で、礼拝に参列するために教会に入ろうとする敬虔なる信者さんたちの行列でした。 もう一つの行列は、アップルの店の前。新製品iPadを求めて開店を待ってる林檎教の信者さんたちでした。 あの日以来、こちらアメリカでは、公園のベンチとかで(これ見よがしに)アイパッドを使ってる人をしばしば見るようになりました。着実に広まってます。 ふーん、と傍観しておりましたが、先日、オケの練習時にもついに見かけました。自分の譜面をPDFでiPadに入れておいて、譜面台の上にチョコンと載せて演奏してる奏者。注目を浴びて、ご本人はさぞかしいい気分でしょう。 嫉妬ってのもあって、周りのみんなは、見にくそう、とか、書き込みしにくそう、とか否定的(笑)。 でも、譜面のデジタル化はもう何年も前から話題になってるのに全く浸透してないことを考えると、これを機にデジタル譜の使用者が激増するかもしれません。軽量で薄いし、なによりタッチパネルでサッと譜めくりできそうな点は密かに注目すべきかと。 実際、今や周りの音楽愛好家たちの間では、オケや室内楽の練習の際は、とりあえず事前にPDFでパート譜を送受信して対応する場合が多くなってきました。 僕自身も、それを律儀に紙に出力して練習することもあるけれど、めんどくさかったり時間がないときなんかは、PCの画面の前で楽器構えてテキトーに譜読みをすませ、そのまま合わせの練習に臨むこともあります。←地球に優しいおつもり お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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