ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

2011/11/09(水)10:29

映画:カンパニー・メン The Company Men (2010年アメリカ)

映画、テレビ(660)

「No Jobs」(★☆☆☆☆ 一つ星)  DVDで観た映画の感想。日本では現在公開ちゅう。http://companymen-movie.com/  会社を突然解雇された男たちの物語。裕福な暮らしから一転、なかなか転職先が見つからない。  失業により家族の大切さに改めて気づき、カネでは買えないほんとうの幸せを手に入れる。めでたしめでたし(涙)、という映画らしい。  ぼくとしては全く感情移入できず、別に面白いとは思えなかった。後半はウトウトしてしまった(爆睡とも言ふ)。  解雇を宣告される場面、確かに酷だとは思うけれど、アメリカではこのテの話は別に珍しくないし、解雇された人たちがもともと金持ちだったので、別に「かわいそう」とは思わなかった。そうゆうお方たちって、どーせ貯蓄だの資産だのお持ちだろうし、生活水準を庶民並みに落とせば当面は暮らしていけるはず。  仕事を失った会社員の悲哀という意味では、アバウト・シュミットやトウキョウソナタなどの映画のほうがずっと現実的に描かれてたと思う。     確かに。

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