緑の多いのどかな風景が流れていきます。
ぽつりぽつり見られる低いお家よりも、ところどころに現れる菜の花の広大な黄色い絨毯の方が目を引きます。 サンルーフから見上げる空は真っ青で、気持ちのいいドライブが続きました。 そして少し木立を抜け、彼は車を停めました。 「どこへ行きたい?」と聞かれて、「郊外へ行きたい。」と答えた私。 街中を観光するのも好きだけど、せっかく車があるんですもの~、ほっとできる自然の美しい風景を見たいなって思ったのです。 小さな森の入口のような場所に、私達はいました。 彼はトランクを開け、ごそごそとパラソルとマットを取り出しました。 ぬかるんだ小路を抜けると、碧く澄んだ湖の景色が目に飛び込みます。 「わぁ!綺麗!」 思わず叫んだ私を振り返り、彼は「へへ、そうだろう?」って感じの自慢げな表情を浮かばせました。 これまでも色んな湖を訪れたけれど、その殆どが大きくてクルージングができる湖であったり、ツーリストが来るような有名な湖であったり。 こんな穴場のような静かな湖は初めてです。 どこからか聞こえる小鳥のさえずりも素敵。^^ 私は興奮気味にカメラを構えました。 ところが、、、、、 ・・・。 ・・・・・。 (° ° ;) もしかして、私、今、見てはいけないものを見てしまった???(° 口° ;) 残念ながら、湖の写真は僅かこの二枚だけです。 写真、いっぱい撮りたかったんですよ。 ここで私も大きく背伸びして、思いっきり美味しい空気を吸い込みたかったんですよ。 思う存分、この景色を見渡したかったんですけど、、、 でも、できなかった、、、、、。(><) 「picchuko~、、、、、」彼が何かを言おうとした途端、私は叫びました。 「いやぁ~、私には絶対に無理~、絶対に嫌ぁ~~~~☆(><)」 「誰もpicchukoにもそうしろとは言わないから~。」 当たり前よっ☆ その時、私の目の前に広がっていた光景、もうお分かりになられたでしょうか? そうです、湖畔で楽しむ人達の殆どがヌーディストだったのです。(><) もちろんムラトさんはヌーディストではありません☆ ですが! いくら美しい景色を見せたいといっても、だからってこんなところに連れてこなくても! 「信じらんないっ☆」 私は怒りました。 いや、正直なところ、ナザール・ボンジュウの件が後ろめたくて、さほど強くは怒れませんでしたけど(笑)、 それでもムッとしました。 でも、後で分かったこと。 ドイツには、ヌーディストの人達が結構いるってこと! 街中でも裸でベランダに立っていたり~、聞けばそう珍しいことでもなさそうなのですが、 観光地としての欧州しか見たことのなかった私には、それはそれはショックでした! もうっ! わざわざドイツくんだりまでやって来て、知らないおじさん達の裸なんて見たくないんだから~! 思いっきり叫び続けたいのを呑みこんだpicchukoです。。。(苦笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.07.01 18:57:59
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