ここちゃんのブログ

2016/04/30(土)07:11

2つの事件

猫 (25)

昨日の晩のことである。 晩ご飯はすき焼きにしようと、具材を切って、ご飯を炊いて準備していた。 我が家はすき焼きや焼肉を良く行う。 オージービーフの値引き商品で。 息子に肉を食べさせたい一心なのだが、オージービーフの切り落としは硬い。 誰かやわらかく食べられる方法を教えてください・・・。 ・・とそんな事はさておき、 ご飯が炊ける15分前に気づいた。 「あれ?水入れたっけ?」 うちは母がやわらかいご飯でないと食べにくくなったため、夜はやわらかく炊く。 朝のお弁当用と炊飯時の水の分量が違うのだ。 炊飯器の蓋をあけると、 「生米」がふんわりと炊き上がっていた。 あ~。 こんな失敗初めて。やっちまった。 母に話すと、「人生80年以上ご飯を炊いて、一度もそんなことした事ない」と言われた。 へいへい。そうですか。 同じ事をしたお馬鹿な人間はいないかと、検索してみる。 いるいる。沢山いるではないか。 調べるともう一度炊きなおすといいらしい。 水を多目に入れて、(3合なら4合分の水)炊いてみたら、通常のご飯が炊けた。 あ~良かった。 美味しいご飯と、硬いオージービーフのすき焼きを食べた。 次の日の朝。 クロコがスズメをくわえて帰ってきた。 タマはしょちゅうネズミやらモグラやら鳥やらをしとめてくるのだが、クロコは初めて。 すごく生き生きとした顔している。 しかし、叱り倒して外に追いやる。(クロコには悪いが許せん) 一緒に外に行き、口を開かせて助けようと試みたが、 牙や爪が鋭いクロコが仕留めたスズメは既に息絶えていた。 (タマは噛みが甘いのか、捕まえた後も逃げられることが多い) いや。待てよ。 このスズメはお母さんでは? 実はうちの2階の雨どいにスズメが巣を作っていて、しきりに母鳥が餌を運んでいる。 猫がいけない場所なので、安心していたのだがもしや・・・。 心配になって、スズメの巣を観察した。 お母さんスズメは帰ってこない。 チュンチュンと母を待つ赤ちゃんスズメの鳴き声。 「これは、私が育てるしかないのか・・・」 「しかし、あそこまでどうやって登るか。割り箸で虫を与えればいいのかな?」 などと妄想をしていると母スズメが帰ってきた。 なんとすばやく、美しい母スズメ。 階下の私の姿を見つけると、私をけん制するように凜と私を見据える。 このお母さんなら大丈夫だと思った。 クロコは死んだスズメを放置して、さっさと帰ってきて、ストーブの前で寝ている。 またお墓をつくらなきゃ。

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