パンランチの罠(ToT)
昨日の疲れを引きずって、朝、起きあがれなかったのはかんこだけすみません。。。。お嬢はすっきり元気に起きてきて、「朝は、母は頼りにならない(=起きない)ので、父を起こす」というのが身に付いてる ので、チーを起こして二人で先に朝食を食べてました。ようやく起き出してきたかんこの頭とからだを起こすためにもお出かけしようということに。昨日のメインイベント以外は、まーーーーったく予定をたてていないシルバーウィーク。とにかく近場へということで、まずは昼食のために、久々に石窯工房のパン屋さんへ『パンランチ』にいきました。家からちょこっと離れているのですが、【石窯工房M】に向かいました。ここのパン屋さんは、市内でも美味しいと有名で、3席だけですが、店外でパンを食べる場所もあります。レギュラーコーヒーが用意してあって、紙カップに汲んで10円をビンに支払うだけでいいというサービスあり。お嬢には大山牛乳を購入すればOKなので暑さ寒さもちょうどいい季節になると、お嬢を連れてでかけるお店なんです石窯で焼いているというだけあって、もともとフランスパンやピザ生地がおいしいので、それ系のパンも豊富フランスパン系の生地は卵レスなのでお嬢にもってこいなのですがかたすぎると食べにくいし、明太子系など辛いものがからんでういるのは×わかっていても、パン選びのが難しいのです久々に訪れてびっくり新しいパンの種類が増えていて、アレルギー表示を確認しながら「卵×」でお嬢が食べられそうなものを探していくと10個くらいもトレイにのせることができたのですお嬢は大喜び牛乳も買って、かんことチーのコーヒーも用意し早速、店外のテーブルへ。意気揚々と座り込んで、テーブルいっぱいにパンを広げるお嬢。「お嬢が食べれるパン いーーーぱい やね~!!」と大喜びで、本命のパンをかじりながら、かんこやチーが食べている卵レスのパンを「味見~♪」と食べていたお嬢。新しいモノには、なかなか手を出さない、食に関しても慎重派なお嬢。このときは、たくさんのパンに浮かれてハードルが下がっていて珍しい行動に、かんこもチーも嬉しくなって一口、二口と食べさせてました。そんな楽しいパンランチ悪夢に変わったのは10分くらいたった後でした。「お嬢? それ何??かゆいん?!」お嬢が無意識にポリポリと口まわりを掻く仕草に気づいて、かんこが ぎょっとしました。そこに、見覚えのある赤いポツポツ!!卵負荷試験のときに出たアレルギー症状のじんましん何?! なんで?!?!!すべて卵レスのパンを選んだはずなのに、いったい何が起こったのか、一瞬パニックになりましたが、ハッと気づいたことがひとつフランス生地系の新しいパンに、グラタンが入ったものがあったこと。お嬢はホワイトソース系はあまり好まないのですが、今日はテンションに助けられてめずらしく3口ほど食べてたんです。その中に、ベーコンが数切れ混じっていたのを見て、「ベーコンって、卵白が入ってるかも・・・。でも表示は卵×だったから大丈夫だよね」という考えがよぎったことを思い出しました。まさか!!!いや、でも、それ以外思い当たることはない。ベーコンが大丈夫なら、それ以外の原因を考えなくてはいけないし、とにかく、その疑惑を追及すべくかんこ立ち上がりました。店内に入って、店員さんに声をかけました。グラタンパンの表示が「卵×」になっていることを確認。でも、使われているベーコンが卵を使用していないかどうかを教えて欲しいと要求。困惑気味の女性店員さん。中でパンを焼いていた職人さんにバトンタッチ。その職人さんが、使用しているベーコンをパッケージごと出してきて確認してくれました。そこに「卵白」の文字やっぱり。。。。疑惑がそのとおりになりました。店長さんに、アレルギー表示では、パンだけではなく、そこに使用されている材料にも卵が含まれているかどうかの認識をしていただきたい。アレルギー表示を頼りにしているアレルギーッ子の親の思いを伝えました。「すみませんでした」という謝罪の言葉を聞きながら、特に憤慨するようなことはなく、店を出て、お嬢とチーの元へ戻りました。かんことしては、店に対しての大きな憤りはありませんでした。チーも同じなようでした。正直、食物アレルギー対応については、世間的にもかなり認識されてきたとは思いますが、個人経営なお店では、その表示の重要性について深く考えていないところも多いのが現実。それを再認識したような気持ち。そして、かんこが一番憤りを感じたのは自分でした。もしかしたら、このベーコンに・・・と考えがよぎっていながら、それを確認せずに、お嬢に食べさせてしまった自分の甘さ。そのために、お嬢をカイカイさせてしまったことを、激しく後悔してました。泣きそうな表情をしていたかんこに、「大丈夫やで、もうカイカイ少なくなってきたもん! お嬢、強いから大丈夫やで」と、お嬢から慰められてしまいました。本当にごめんねこれから、もっと気を引き締めてお嬢を、卵の魔の手(?)から守らなければと決意しました。