テーマ:ハイパーインフレ(20)
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2008/04/26-19:19 食糧高騰の混乱、世界に拡大=1日100円以下の貧困層直撃
小麦やトウモロコシといった穀物の値段が世界的に急騰し、それに伴いパンや乳製品、食用油といった食品の値上がりが激しくなっている。世界各地で10億人が1日1ドル(約100円)以下で生活しており、食品価格の急騰はまず各地でこうした貧困層を直撃している。 アフリカでは昨年11月、モーリタニア全土で暴動が発生。今年に入ってからもモザンビークやカメルーン、コートジボワール、セネガルなど各国で同様の暴動が起きており、瞬く間に大陸の東西南北に拡散した。 やはり大規模な暴動が起きた中米ハイチでは今月、国連平和維持活動(PKO)のナイジェリア人警官が食糧を狙った暴徒に襲われ、車から引きずり出されて虐殺された。アレクシス首相が解任に追い込まれる事態に発展した。いずれ追い詰められた人々がボートピープルとなって大挙襲来すると、米国は警戒を強めている。 混乱の拡大を受け、7月の北海道洞爺湖サミット(主要国首脳会議)でも食糧価格急騰問題が緊急に話し合われることになった。国連はこれに先立つ6月に各国首脳を集めた「食糧サミット」を開催できないか動きだした。潘基文事務総長は25日、ウィーンで記者会見し、「まさに地球規模の危機であり、早急な行動が必要だ」と各国に迅速な対応と協力を求めた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年05月01日 00時48分40秒
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