ほんやく☆こんにゃく

2008/11/25(火)01:03

トライアリスト ミニ全国大会 ~意味領域~

英語(11)

明日は書きません、と言っておきながら、何日も 記事をお休みしてしまいました。 すみません 11/20~昨日までは、飲み会だったり、わけもなく ものすごく落ち込んでいたり、風邪をひいたりで ほとんど勉強していませんでした・・・。 やはり睡眠時間が短すぎるのかもしれません。 夫から「疲れてるんじゃない?」と言われたし。 自覚はないのですが。 この数日間、ひとつだけ自分を褒めてあげたいことがあります。 それは、文体の勉強だけは一日も欠かさなかったこと! (数分、という日もあったけど) 落ち込みそうなときこそ、褒めてあげないとね。 自画自賛でもさ。 さて本題の「意味領域」。 全国大会でショックを受けたのは、 「意味領域を認識している人が少ない」 ということ。 先生が何度も何度も一生懸命説明なさっていて、 「こんな当たり前のこと、どうしてそんなに説明するんだろう」 そう思っていました(関連記事はこちら) でも、よく見ると一生懸命聞いている人が多数・・・。 その様子から判断するに、みんな意味領域を実感として 理解していないらしいのです。 ものすごくびっくりしました どうやって英語を読んでいるの そう思いました。 お隣に座っていた先輩にそのことを訊くと、 「ひとつひとつの単語に自分の知っている訳語を ひとつひとつ当てはめて読んでいる」 とのことでした。 なんて気の遠くなるような作業でしょう。 英文を読むのが、ものすごく大変じゃないですか。 わたしが意味領域に気づいたのは、中2か中3のとき。 塾に通うようになり、課題の多い塾だったので 毎日たくさんの英文を読んでいました。 するとある日、いちいち日本語を考えなくても 英文の意味を読めるようになっていることに気づいたんです。 英文をたくさん読むとそうなる、と話に聞いていたので、 「これかー!!」とうれしくなりました。 たぶんその頃、意味領域に気づいたのだと思います。 英文を読むとき、辞書をひきますよね。 同じ単語でも、ぴったりな訳語がなかなか見つからなくて 辞書を隅から隅まで読んだりしていました。 それを繰り返しているうちに、あるとき気づいたんです。 「訳語はたくさん載っているけど、根元はひとつに つながってるな」と。 それからは、情報量の少ない単語ほど訳語を 当てにするのをやめました。 (その頃は情報量なんていう認識はありませんでしたが) 英文を読んでわからない単語にぶつかり、それが 「たくさん意味がありそうな単語だ」と思うと、 辞書に載っている訳語・例文すべてにざっと目を通し、 いったん訳語はすべて忘れて、その単語の概念を つかんでから英文を読む。 類義語が好きで、類義語の欄ばかり拾い読みしたり。 高校の頃は「辞書は何回でもひけ。隅々まで読め」という 先生のことばをそのまま実行したり。 本当の意味をあらわす辞書を作ろうとしたり。 (意味全体をことばで言い表すことができず、作ることは できなかったのですが) そういうことがいろいろな単語の「意味領域」を身につける ことに役立ったのかな、と思います。 そして、今の英文の読み方。 「英文 → 英文の表す概念」というかんじです。 訳すときは「→ 日本語」が続きます。 わたしにとって、英文は各単語の概念の玉のつながりです。 その概念の玉は三次元で、ぽよぽよしていて、きちっとした 一定のかたちを持っているものではありません。 どんなふうに英文を読んでいるかというと、 1.こんなかんじで英文があって、  (○は各単語の意味領域) 2.場やまわりの単語と影響しあって、 3.意味領域が互いにつながって、小さくなっていって  (=情報量は大きくなって) 4.最後には文の示す意味にたどりつく というかんじ。 日本語は一切介在させません。意味の取りづらい文は特に。 意味の取りづらい文のときは、2のときに意味領域を いろいろひっくり返し、文意に沿うところを 見つけ出していきます。 今、課題を訳すときに一番困っているのは  ・文体  ・文意にあう日本語を見つけられないこと この2つ。 課題の英文は、流し読みだと1ページ5~10分程度で 読むことができます。 専門用語の数にもよりますが。 でも、課題を訳すとなると、1パラグラフに数時間・・・。 今のところ、この2つを解決する方法は文体を 身につけることなのかな、と思っています。 応援お願いします!! 語学分野のブログランキング

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