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2021/07/29(木)19:33

お金持ちには敵わない(ザウバーC36フェラーリ)

F1(458)

​​ ​世間一般の様々な常識が通じないのがF1サーカス。 最近の七不思議はザウバーにあり。 スパーク1/43 ザウバーC36フェラーリ "2017年バーレーンGP 11位" #94 パスカル・ウェーレイン  エンジンカウルに書いてある通りF1参戦25周年のザウバー・モータースポーツ・AG。 メルセデスの後押しで(ホントに後押しだけだったが)漆黒のマシンでデビュー。 BMWに買い取られて優勝争いをしたこともあったが、今や毎年ドンケツ確定の超低空飛行。  古くはライコネンやマッサなど有望新人を発掘したが、台所が火の車の現状じゃあ実力よりも財布にどんだけカネ持ってるかが採用基準。 チームにポイントをもたらすドライバーより資金を持ち込むドライバーが重要。 メルセデスの秘蔵っ子といわれたパスカル・ウェーレインもその例に漏れず。 秘蔵っ子と言われてもザウバーのパワーユニットはフェラーリ製。 別にエンジンを無償にしてくれるわけでもなく、むしろメルセデスのスパイと思ったのか、2017年ザウバーの全ポイントを叩き出したのにあえなくクビ(2016年のフェリペ・ナッセも同様) チームに大金を持ち込んで、一時はマシンカラーも自国スウェーデン国旗のようにしたマーカス・エリクソンを2年連続で残留させた。 今年はフェラーリの秘蔵っ子シャルル・ルクレールがチーム入りし、果たして今まで同様の戦績で生き残れるのか興味は尽きない。  2015年から3年連続「フル参戦したドライバーの中でドライバーランキング最下位」つまり逆トリプルチャンピオンのマーカス・エリクソンを、ヤフコメなんかでは「マーカス・エリクソン」だから、カス・クソ扱い。 しかし忘れちゃあいけない。 この男、 2009年の全日本F3選手権のチャンピオン である。 全16戦中優勝5回、ポールポジション6回、ファステストラップ9回のぶっちぎり圧勝。 つまりマーカス・エリクソンがカス・クソだったら、今したり顔でスーパーGTやスーパーフォーミュラを走ってる ​​​山本、安田、国本、関口、千代なんかはカスクソ以下 ってわけだ(笑) 去年のピエール・ガスリーもそうだったけど​​、こいつら国内サーキットスペシャリストのくせしやがって一体何やってんだか。 ポッと出の若僧にいいようにやられちゃって、それで「夢はF1」とかちゃんちゃらおかしいわ。  マシンが遅いからスポンサーがつかないのかスポンサーがつかないからマシンが遅いのかは永遠の命題であるが、調べる方は楽でいい(笑) エドックス(ノーズ):スイスの時計メーカー シランナ(エンジンカウル):オーストラリアの半導体メーカー CNBC(リア翼端版):アメリカNBC系のニュース専門チャンネル ​

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