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2021/07/29(木)01:16

TとB~パート2(フェラーリ312Tシリーズ)

F1(458)

​​​ ​NFLはシーズンが開幕すればアッとゆー間に終わっちゃう。 実際にはレギュラーシーズンは17週もあるんだけれど、どのチームも週一回しか試合がないから そう思えるんだろうか。 そして現在は負ければシーズンアウトの一発勝負(プレーオフ)展開中。 毎試合オンタイムで楽しませてもらっておる。 残るはリーグチャンピオンシップゲーム2試合のみ。 それが終われば第55回スーパーボウルが控えてる。 現時点での注目チームは何といっても「タンパベイ・バッカニアーズ」じゃないかな? とゆーのも、今年のスーパーボウルの開催地はフロリダ州タンパ。 スーパーボウルには「開催スタジアムを本拠地とするチームはスーパーボウルに出場したことがない」 とゆージンクスがある。 タンパベイは果たしてこのジンクスを破ることが出来るか?とゆーことで注目されてるとゆーわけ。  シーズン序盤、いかに史上最高QBトム・ブレイディが移籍したとて、たった一人の加入で万年下位の チームがそう簡単に変われるものかい?と思ってた。 事実コロナの影響でプレシーズンの調整不足からか、ショートはともかくロングパスがなかなかうまく 通らなかったりして、やっぱもう年齢的に限界かと。 けどシーズンが深まるとともにワイドレシーバーとの息も合ってきて戦績は尻上がり。 ポストシーズンでもアップセットを繰り返して勝ち残り、こりゃもう「恐れ入りやした」だ。  ま、こうしてトム・ブレイディ(TB)やタンパベイ(TB)のネタを前振りにしたってことは ​前回同様に「TとB」のハナシとゆーこと。 今回は「T」の番。  1975~80年の6シーズンで3度のドライバーズタイトルと4度のコンストラクターズタイトルを 獲得した傑作シリーズ。 1975年 ルックスマート1/43 フェラーリ 312T(コンストラクターズランキング1位) #3 ニキ・ラウダ(ドライバーズランキング1位)  74年までの312Bシリーズの後継機で、細かい変更点は多々あれどざっくりと言っちゃえば、 Bシリーズの縦置きギアボックスを横置き型に変更して、マシン後端のマスやモーメントを改善。 その結果ハンドリングが向上したマシンがデビューしていきなりのダブルチャンピオン。  ルックスマートの312Tは今のところ他社のも含め最新作で、要は製作資料も一番豊富な筈なのに ボディの赤が妙に蛍光オレンジっぽくて変。 画像じゃ伝わりにくいが、なんかシューマッハ時代の赤塗料使ってんじゃね?って感じで残念。。。 1976年 アシェット フェラーリコレクション1/43 フェラーリ 312T2(1位) #1 ニキ・ラウダ(2位)  ニュルブルクリンクの炎上事故で瀕死の重傷を負うも驚異の生命力で6週間後にはレース復帰。 大雨の日本GPを自主リタイアしたことでドライバーズタイトルは逃したものの、コンストラクターズ タイトルは連覇(細かいことは映画「ラッシュ/プライドと友情」で) シーズン途中で背の高いインダクションポッドが廃止された関係で、コックピット両脇にエア導入の為の NACAダクトが設けられた。  フェラーリコレクションは、コストダウンのためフロントにも車軸がある(四駆じゃねえっつーの) この時代のマシンだったら目立たないから、まあまあセーフ。 今後ルックスマートやトップマルケスからの発売を熱望。 1977年 トップマルケス1/43 フェラーリ 312T2(1位) #11 ニキ・ラウダ(1位)  76年型からはコックピット脇のNACAダクトの形状が変わったくらいの印象しかない77年型。 新興ウルフのジョディ・シェクターも活躍したが、傷も癒えたニキ・ラウダの技量に死角なし。 死角はむしろ心の中で、前年の自主リタイア問題やチームメイト人事などが後を引いて、タイトルを 決めるとシーズン途中にも拘らずさっさとチームから離脱した。  BBRの流れをくむトップマルケスの312T2。 ウイングやホイールのメッキがとても綺麗で〇。 逆にこれと大して値段が変わらないルックスマートのメッキは。。。とゆーことになっちゃうよね。 1978年 マテル・エリート1/43 フェラーリ 312T3(2位) #12 ジル・ヴィルヌーヴ(9位)  完全新規シャシーのT3。 水平対向エンジンの利点(低重心)をより生かそうと、T2に比べて平べったくなった。 が、間の悪いことに、ロータスがグランドエフェクトを見つけてしまった。 どんなにフェラーリが馬力を上げようが、グランドエフェクトダウンフォースを利用した異次元の コーナーリングにはかなわなかった。 むしろコンストラクターズ2位であったことが僥倖。  シューマッハ時代のフェラーリF1マシンを独占商品化したわりには、その出来の悪さでミニカー ファンの顰蹙を買ったマテル(ホットウィール)だけれども、312T3に関してさほど悪くない。 メッキなんかルックスマートよりも全然いい。 けれどやっぱりマテルだからなぁ感はぬぐい切れず、現在トップマルケスの入荷を待ってる状態。 1979年 ブルム1/43 フェラーリ 312T4(1位) #12 ジル・ヴィルヌーヴ(2位)  ロータスの先鞭に倣えとばかりに、猫も杓子もグランドエフェクトカーになった79年。 フェラーリもただ手を拱いているわけにはいかんだろってことで、グランドエフェクトに不利な 幅広の水平対向エンジンのまま無理くりグランドエフェクトカーに仕立て上げた結果、他のどの グランドエフェクトカーとも共通点のない異質なマシンが出来上がった。 フロントウイングの支柱の形状から「醜いアヒルの子」と揶揄さえれたT4だけれど、走ってみると 案外速いし、本家ロータスの後継失敗などで年間6勝もあげることが出来てタイトル獲得。  翼端板やサスペンションアームなど細く薄いパーツはエッチング、ウィンドガラスなどはバキューム フォームといったある意味画一化されたメイドイン中国フォーマットのミニカーとは一線を画し、 その出来映えをして「味のある」と表現されることが多いメイド・イン・イタリーのブルム。 おらが国のクルマにはついつい力が入るのかとてもいい出来。 エアダクトのスリットが抜けてないとかあるけれど、コスパは最高(当時) ブルムはドライバー有無が選べるけれど、その出来は「味のある」じゃあ済まされないくらい酷いんで ドライバー無しを選択するのが良し。 フジミ1/43 フェラーリ 312T4(1位) #11 ジョディ・シェクター(1位)  フジミ模型とゆー名のトゥルースケールミニチュア製312T4。 予算の関係上1チーム1台とゆー制約を課してるんだけど、チャンピオンマシンは買っとかないと と思い立って、それならブルムじゃないものをってんで(セコハンを)購入。 今気がついたけどセコハンだけにコックピット前のアジップロゴがないねぇ。。。 あとでデカール探して貼っておこう。 ~追記~ とゆーことで、貼ってみました、メイド・イン・イタリーのカルトグラフデカール。 ちょっとオーバースケールだけども、まぁこれでよかろ。 1980年 ブルム1/43 フェラーリ 312T5(10位) #1 ジョディ・シェクター(19位)  グランドエフェクトに加えてターボエンジンがトレンドになりつつあった80年。 この両面戦略をうまくこなせなかったチャンピオンチームはまさかの大不振。 ゼッケン1はなんと予選落ちの憂き目にも合って年間ポイントはたったの2ポイント。 すっかりモチベーションがなくなってジョディ・シェクターは引退。 ヴィルヌーヴはシーズンを捨てて、翌年デビュー予定のターボ車を前倒して登場させるほど。 華々しかった312Tシリーズの最後はなんともトホホな結果なんだけれど、T4好きの人間には 正常進化型のT5はさほど嫌いにはなれないんだよね。 そして時代はフェラーリ初のターボカー「126」の時代へ。 とゆーことで、また今度「126シリーズ」の回をやんべな。 ​​

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