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カテゴリ:映画レビュー ~ら行~
2003年【米/仏】Le Divorce ジェームズ・アイヴォリー監督(「眺めのいい部屋」) フランス人と結婚した姉(ナオミワッツ)を訪ねて、妹(ケイトハドソン)がアメリカから遊びに来るが、姉の夫は妊娠した妻と一人娘を棄てて新しい恋人の元に走った所だった。心配な妹はしばらく知人の作家(グレンクローズ)の手伝いのアルバイトをしながらパリに滞在する。 妹は恋人を作りながらも姉の夫の叔父で渋い外交官と火遊びしてパリ暮らしを満喫。 姉は離婚話が難航して両家を巻き込み泥沼化。 米仏のちょっとした生活習慣の違いとか、国民性を味付けに使って、お洒落だけど皮肉っぽくユーモラスに描いているのが、ワタシにはなかなか面白くて良かった。 一応ラブコメに分類されると思うけど、ナオミワッツ姉さんの悩める姿とか、夫の恋人の亭主(マシューモディーン)の狂気とか、ちょっと苦さもある。 姉妹の家族もフランスに乗り込んで来るが、ママには「ザホワイトハウス」のファーストレディ(ストッカードチャニング)、 悪気のなさそうな顔でイヤミを言う?フランスのお姑さんがハマリまくっていた、50年代の映画「巴里のアメリカ人」のレスリーキャロン(「ショコラ」にも出てたんだ…)と、キャスティングも豪華。 しかしなんといっても、ナオミワッツは素晴らしい。今回ますます好きになったです。 ケイトハドスンもどこかで「殺人的にカワイイ」という表現を見かけたけど、その感覚はすごくわかる気がします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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