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カテゴリ:映画レビュー ~ら行~
◇◆◇ 2004/03/22 に書いた日記を基に再編集しました。◇◆◇
2001年【米】Road to Perdition サムメンデス 監督 『マフィアのボス、ルーニーのもとで働く殺し屋、マイケルは長男がある殺人を目撃したことからルーニーの息子に妻と次男を殺害される。彼は長男とともに逃避行を続け、復讐の機会を窺う。Tハンクス、Pニューマン、Jロウら実力派俳優が共演。監督は「アメリカンビューティー」のSメンデス』(wowowマガジンより) 補足すると、ルーニーはポールニューマン演じる老ボスで、父のいないマイケル(トムハンクス)を実の子のように育て腹心の部下としていたのです。そして最近ものごとがわかってきた12歳の長男マイケルが、父の「仕事」って?と芽生えてきた好奇心から後をついてゆき、父達、特にルーニーの実子で酒飲みのコナーが暴走してヤクザ達を数人殺してしまったところを目撃してしまったことから、コナーが長男を狙ったつもりで次男と妻を殺害してしまったわけです。 全編通じてシリアスで、逃げている最中銀行を襲うところでちょっとだけコドモと父の姿にユーモアのセンスを感じさせる場面があるきりです。 子が、弟の方が好きだった?ときく場面では涙が出てしまいました。 ジュードロウは、ちょっとイッちゃった感じの役で、面白い(ケド怖い)役どころでした。髪型がヘンでした。 愚かな息子とそれを知っていて罰することのできない弱いPニューマン、自分と同じ道は歩ませたくない(自分は地獄~perdition に落ちるが息子には天国に行かせたい)Tハンクス、の2組の父子、を描いた物語なのですね。 感動しますが、ちょっと地味かも…。 これを書いて2年ほどたった今、映画の記憶は切れ切れにしかありません。 公開時のCMがよく出来てて(ま、よくあることですが)違ったイメージで期待したような記憶があります。そのうち改めて見直してもいいかな・・・。 ところでマイケルJr.役の子役はタイラーホークリンという少年でしたが、殺された弟役の方がリアムエイケンという子で、「惑星「犬」。」という映画にでています。彼の方がその後も仕事が多いみたいですね。どっちももう「子役」じゃないけどネ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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