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カテゴリ:映画レビュー ~ら行~
◇◆◇ 2004/10/10 に書いた日記を基に再編集しました。◇◆◇
2000年【米】The Last Debate ジョンバダム 監督 ジムレーラー 原作 リドリースコット/トニースコット 制作 テレビ放映用に作られたドラマ。 原作のジムレーラー氏は、アメリカの有名なアンカーマン。 大統領選もたけなわ、候補者二人が対決する討論会が開かれるが、ジャーナリスト代表として4人が選ばれたが、そのうちの一人で司会のベテランニュースキャスター・マイク(ジェームズガーナー)が、討論会の当日いきなり候補者一人のスキャンダルを入手する。 国のため、と一大決心をした彼はパネリスト4人と共同で、討論会で暴露。討論会はメチャメチャになる。 たとえ人柄に問題があったとしても、このような行為はテロと同じではないか?アメリカ中に論議が巻き起こる。 そんな中雑誌記者のトム(ピーターギャラガー)は真相を突き止める決意をした。 ニュースショーや候補者のPR映像などが、テレビにかかるそのままの生々しい感じで綴られるのが面白い。たくさんの本物のジャーナリストが自分の番組で論評する様子が、次々と流れていく趣向。その中に(劇中でも)何気なくバダム監督が人気キャスターとして登場するお遊びも。 公正な報道とは何か、というような堅いテーマを、かなりマニアックな感じに演出しているのだが、意外に面白かった。はじめは義理で観てたのだけど、間もなく引き込まれて観ていた。思わず巻き戻してもう一回観た。 ジェームズガーナー良かった。ピーターギャラガーもあまり好きじゃなかったけど良かった。元FBIのタフな老探偵も気に入った。 ※ラリーキングさんは今回は出てこなかった。アハハ…でも意外。 DVDの発売はないようですが、VHSでレンタルショップにあるかもしれません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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