|
テーマ:最近観た映画。(38869)
カテゴリ:映画レビュー ~ら行~
2005年【仏】La Science des rêves / The Science of Sleep ミシェル ゴンドリー監督(「エターナルサンシャイン」) 『恋に不器用な冴えない青年(ガエル ガルシア ベルナル)が、片想いしていた隣人の美女(シャルロット ゲンズブール)と夢の中で恋愛を成就させ、次第に夢と現実を混同させてしまうさまを、シュールかつ奇想天外なヴィジュアルで綴るキュートなファンタジー・ラブコメディ。』(allcinema onlineより) たしかに「エターナルサンシャイン」を思わせる雰囲気があった。 でもこちらの方が、数段もいかれている。 セリフにも出てきていたが、「とーごー○×△?」「統合失調症。」 まさに、統合失調症にかかると世界はこんな感じなのかな、と思った。 夢と現実とが混ざってしまい、境目がわからなくなる。 そのくせ感覚がやたら鋭敏な感じになったり、難解な言葉を操ったり。 かなり着いて行けない感じ。 ヒロインが「Why me ?!」と悲痛に問いかけていたが、彼女の気持ちに非常に共感した。 大事な友達だから突き放してしまいたくないのに、悲しさとか怒りとか...。 妄想に浸っている本人は幸せ(ある意味)だよ。 周囲の深い理解と愛情が得られたら、さらに幸せ。 世間の評価をざっと見渡すと、サマリー通り「キュートな」「ガエル君」の「おしゃれな」映画という捉えられ方をしているようだが、 私にはそういう観方がどうもできなかった。 哀しさとか、痛々しさとか、さびしいという印象だけが残る。。。 私にとって「ガエル」もなまいきな「シャルロット」も初めて映画で観たからだろうか? 二人の魅力が、いまひとつわからない。 シャルロットは昔から知的な若手として評判だが、ママ(エレンバーキン?シツレイ。ジェーンバーキンでした。(^0^*)ベティちゃんアリガト!)もそうだが、脂肪ッ気がなくて髪がさり気なく無造作でナチュラル、でも私にはその魅力がよくわからない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[映画レビュー ~ら行~] カテゴリの最新記事
|