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カテゴリ:映画レビュー ~か行~
クレイマー、クレイマー を検索! 1979年【米】Kramer vs. Kramer ロバート ベントン監督 『8年目にして妻の自立心から破局を迎えた結婚生活。残された夫は幼い息子の面倒を見るのだが……。離婚と養育権という、現代アメリカが避けて通れない社会問題をハートウォームな人情劇を通して描いた80年の代表作品。ホフマン、ストリープ(助演女優賞)の他、アカデミー作品・監督・脚色賞を受賞。“フレンチ・トースト”と共に、絶対的母性を感じさせるトップ・シーンのストリープの横顔の美しさが印象深い。』(wowow online より) 二回演じ分けられる「フレンチトースト」のシーン、「アイスクリーム」のシーン、 公園の真ん中で走り寄る息子を抱きとめる母、 何度も繰り返し見ても味わえる名場面を持つ映画は、幸福な映画だ。 特に、公開当時は「現在」だった空気感が、時を経て「あの頃」に変わったのを感じるのも、 良いものだと思う。 「あの頃」が現在も変わらないことを感じるのも、おもしろい。 上司が「子供、親戚に預けてしまえ」と言う。 実際そうする父や母もいる(いた)だろう。当然のごとく預ける者も、泣く泣く預ける者も。 どうにかこうにか自分の手元に置いて、必死で仕事と両立させようともがく親もいる(いた)だろう。 必死で手元に置くおとうさんの姿を描く映画は、印象的な作品になっているかも? 「アイアムサム」とか「幸せのちから」…。 当時29才ぐらいのメリルストリープ、 そのあとは『賞女』と呼ばれ、性格的な難役やこわい役強い役のイメージが強いが、 クレイマーママの彼女は、たおやかな美人だった。 メリル=美人女優という観かたをしたことがなかったので、今回見て新鮮だった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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