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カテゴリ:映画レビュー ~ら行~
ローズ家の戦争 1989年【米】The War of the Roses ダニー デヴィート監督(!そうなんだ~) 『若くして結婚したオリヴァーとバーバラのローズ夫妻は、新婚当時は妻がまだ学生の夫を支え、オリヴァーが社会に出るとバーバラが家庭に入って互いを支え合う生活を送っていた。だが結婚17年目のある日、再就職して夫に負けない経済力を持ったバーバラは、突然離婚を宣言。オリヴァーは引き止めようとするがバーバラの決意は固く、しかも彼女が家が欲しいと主張したことから交渉は完全に決裂、ついに夫婦は家庭内別居状態に発展し!?』(wowow online より) 同じくWOWOWさんによる解説。 『結婚17年目にして最悪の局面を迎えた夫妻が繰り広げる泥沼の離婚戦争。「ロマンシング・ストーン」シリーズのM・ダグラス、K・ターナー、D・デヴィート(本作では監督も担当)が3度目の共演でさらに息の合ったところを見せる。なかでも「白いドレスの女」から悪女役はお手のもののターナー演じる妻の憎々しさが最高におかしい。ダグラス扮する夫が喧嘩しながらも妻への未練を残すのに対し、妻はその気持ちすらも最大限に利用して、完膚なきまでに夫を踏みつけに。自立する妻に困惑する保守的な夫の姿を戯画化した壮絶なコメディだ。』 一言で言うと、 どこまでも醜い争い。 吐き気をもよおしそうなぐらい見苦しいかも。 マイケルダグラス、サイアク。 ほんと、この人こういう役が似合う。 解説にもあるように、夫は最後まで彼女に未練があるのに、 妻の方は愛のひとかけらも見せない。 最期の瞬間までも。(爆) その描き方が妙にリアル。 妙にリアルといえば、 デヴィートがまとめるように一言言うのが、 「犬好きの男は犬好きの女としか結婚してはいけないってことだ」 ダグラスはターナーの猫を放り投げるし、 ターナーは、あからさまにダグラスの犬に意地悪をしてた。 一点、変だなと思ったのは、 戦争のさなか、お得意の美味いパテを食わすシーン。 「美味いじゃないか」と夫。 「なにを使ったかが問題よ(にやり)」と妻。 …一瞬沈黙 「ワフッ」とほえる妻。 怒りが爆発する夫… でもその後に植え込みにワンコが隠れてるショットがあったんだが。 意味分かんない。 それも思い込ませただけという、ただの意地悪? キャスリーンターナーの体操技がド迫力だった。 彼女の「シリアルママ」が観たくなった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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