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カテゴリ:映画レビュー(2014)
2013年【日】 監督:是枝裕和(「空気人形」「花よりもなほ」「誰も知らない」) 『野々宮良多(福山雅治)は一流大学を卒業し、大手建設会社に勤め、都心の高級マンションで妻のみどり(尾野真千子)や6歳の息子・慶多と暮らしていた。ある日、6年前にみどりが慶多を出産した出身地・群馬県の病院で赤ん坊の取り違えがあったことが発覚し、DNA検査の結果、慶多が他人の子どもだったと判明。野々宮夫妻と群馬県で小さな電気店を営む斎木夫妻(リリーフランキー&真木よう子)が病院の仲介で会うことになるが、彼らの身なりとがさつな態度に良多は眉をひそめてしまい……。 』(wowow online より) 第66回カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞 120分の尺があるのだが、もっと短かった印象。 お受験して合格して、取り違いが発覚して、面会を重ね、 裁判で意外な事実がわかって、お試し交換して、、、 えぇ、ほんとうに交換しちゃうんだ。 聴き逃したのか、疑問。都心と群馬、新幹線に乗る距離なのだが、 お受験して入学した小学校、やめちゃったんだっけ。 入学式に、みどりのお母さん(樹木希林)と斎木父までついて来たっけ。 他に、福山の父に夏八木勲、その妻で福山の継母に風吹ジュンが出てくるのだが、 なんだろう、「血が大事」と男たち。ふぅん、そう思うんだ。 そういえば日本には欧米のような養子縁組が根付く様子がまったくない。 育ての子と裂かれた尾野ママも、賑やかな家庭から急に一人っ子になったリュウセイも、 かわいそうで涙が…。(;_;) 福山が悟って風吹に電話するシーンでも、涙…。 怒ってすたすた行っちゃうケイタ、ぷりぷりしてプチ家出?するT坊を思い出したよ(笑涙) ラストのあっけなさに、ダンナは「えーっ」とがっかりしていたが、 もう少し福山を懲らしめたかった(笑)という気持ちは多少理解できる。 でもね、これで良いのですよ。 「誰も知らない」でおなじみの、監督の子役の演出法、 電気屋さん家庭の賑やかさとか、スーパーの遊び場での様子がすごく自然。 最低のセリフと動きだけ教えて、あとは大人も自然に振る舞う感じが何とも言えない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014年09月07日 21時42分53秒
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