古き良きもの。母の草履。
母からもらったお下がりの草履。ならべると赤い木の葉がつながるこのデザイン。もう半世紀も前のものだというのに本当に素敵だとおもう。履いてしまえば見えないところがこんなにも美しいなんて。眺めているだけでもうっとりとしていまうのです。母からのお下がりは亡き祖母が、お嫁にいく若き日の母のために見立てたもの。この草履に祖母の愛が詰まっている。母からもらった草履や下駄などの履き物は大阪の本町にある船場センタービルの「ちぐさ」さんでメンテナンスをしていただいています。いつもちぐさの「おっちゃん」が(←敬愛をこめてこう呼ばせてもらってます。)「これはいい草履やで~!」などと褒めてくれてそれを母に言うととてもうれしそうにするのでおっちゃんに褒められたことはなるべくその都度母に伝えるようにしています。ほかにも素敵なお下がりがありますのでまた紹介させてくださいね。コーデの参考になる一冊。とにかくイラストがかわいくてお気に入り。きもの初心者にも役立つ一冊♪ふだん着きものを楽しみたい方に☆にほんブログ村