学校選び

2008.07.07

カテゴリ：子供

先日、家族で近所の温泉に出かけた時のこと。。。

なんと、友人にバッタリ！会おう会おうと言いつつ、予定が合わないままだったのです。そんな偶然もあるのね～

で、露天風呂に浸かりながら、彼女のうちの子の小学校の話を聞いてたんだけど、なんだかいろいろと大変そう。というか、彼女自身が大変なわけじゃないんだけど、その周辺でバタバタしてるようで。

彼女のところに限らず、あちこちから聞くのは、"いろいろ大変そう"な学校の話。子どもたちが落ち着かなかったり、考えの合わないお母さんがいたり（そりゃ普通だとは思うが...）、なんでもないことで騒いでる保護者がいたり...。

「みんな、なんか大変なのね～。それに比べてうちの学校はのどかで平和だわ～」なんて考えていたんですが、ふとその理由が解ったような気がしたんです。

前に日記にも書いたとおり、うちの学校は６学年とも１クラスしかなく、しかも１クラスが少人数。だからね、学校選択する時に「何かあった時にクラス替えがないのは不安」という理由で避けられることが多いのですよ。実際にそれを理由に２クラス以上ある学校を選んだという人も何人か知ってます。

自分たちの通学区の学校が２クラス以上の人たちは、もちろん小規模校を選ぶことは少なく、私が「うちは１クラスだ」というと、「６年間クラス替えなしって言うのも大変ね～。。。」なんていわれたりしてました。多くの人は、どこかに"何かあるかも..."っていう不安があるのですね。

「あぁ～、だから、うちの学校を避けずに通って来てる人は、そういう不安の少ない、囚われのない人が多いんだわ、きっと」と思いついてしまったのです
不安で一杯の人は、よそに出て行ってしまったんだな、と（笑）。

ま、問題はそれだけじゃないでしょうけどね。でも、不安を持っている人のところには、その内側の不安を外に映し出した出来事がやってくるので"いろいろ大変なこと"が起こるのですよね。

そういう意味でいくと、私が平安だと感じてるだけで、うちの学校にも「問題が起きている」と感じている人も存在してるかもしれないけですけどね。。。

でも！
この１学期間に出会ったお母さんや先生、子ども達は、みんな素敵な人ばかり学年委員も広報委員もやってるのですが、ほとんどのお母さんが自分たちの学校のことを「いい学校」とおっしゃってます。

特に感動したのは、転出入された先生方のＰＴＡ主催の歓送迎会で、転出された先生方が我が校への熱い思いをスピーチして下さったことですよっぽどの愛着を持って教職を務めてくださっていたんだなぁとしみじみしちゃいました

一学期の広報委員の活動も佳境に入っていて、明日か明後日にはＰＴＡ広報誌の印刷があがってきます。拙いながらも紙面のレイアウトや構成、印刷所との交渉などを一人でやらせてもらったので、仕上がりが楽しみなんですよね～

この広報委員、働くお母さんがほとんどなのに、チームワーク抜群で、スムーズ過ぎるくらいに活動が進んできました。これもまた、こだわりの少ない大らかなお母さんたちが多かったかしら？

そんなこんなで、ステキな環境に感謝一杯で過ごしています

と、こんな考え方も小学校選びで悩んでるパパママに参考にしてもらえると嬉しいな、と...

選んでも選ばなくっても起こることは一緒です。どんな選択をしても、いつでも自分にとってベストなことが起こるだけなんだから。「あの時、ああしておけば...。」っていうのはありえないんです。たとえ、"ああして"いても同じような経験が訪れただけ。だって、自分の内側にあるものを投影したのが目に見えている世界なんだから

「不安に基づいて為す」のではなく、「信頼して任せて起こらせる」といつでもハッピーなはずなのです