ゆかぴのひまわり日誌

●１０月１日（木）　１２：１０の船でソレントへ。

チケット売り場で乗り場はNo.１０と教えてもらった。

それを聞きつけた外人が、
「ソレント行きの船はNo.１０か？」と、私たちに聞いてきた。

Yes と答えたものの、No.１０ってどこだろう？

さっきの外人たちがうまい具合に知っているようだったので、
何食わぬ顔をして後をついていった

あった

乗り場No.１０


うまくいった

ジャパニーズは私たちの他に、
自転車を持ったバックパッカーの一人旅らしき女の子と、

真面目そうな４～５人のグループ。

そのうち１人はてっきり中国人だと思ったら思いがけずジャパニーズで、
もう１人はアラスカのチナ温泉にいた謎の香港人に似ていた。

国籍不明だ・・・。

女子１人と男子４人。超地味。
どんなグループなんだろ

自転車ガールは、外人に、
「その自転車はエレクトリック モーターか？」と聞かれ、

はいと聞き返し、No！と答えた後で、
私たちに「電動自転車ってなんて言えばいいんですか？」と聞いてきた。

大丈夫か？この子
外人に、はい・・・なんて言ってるし。

彼女は華奢で、自転車とバックパックを運ぶのに手間取っていると、
みるに見かねた外人がヘルプしてくれていた。

ますます、大丈夫か？１人で・・・。

今頃、どこで何しているんだろう？
まだ旅の途中だろうか？

３０分ほどで、
ソレント港マリーナ・ピッコロ着


アマルフィ行きのバスに乗りたいんだけど、
どこへ行けばいいんだかわからない。

インフォメーションは丘の上で、
スーツケースを持って坂道をのぼるのは無理そう。

そうこうしているうち、みしんさんが、
停車中のバスの中でアマルフィへの行き方を聞いていた香港人カップル
（よくわらかないけどアジア系外国人）に便乗し、

アマルフィまでの行き方を入手してきた。

とりあえず、そのバスでシティセンターまで行き、
そこでアマルフィ行きのバスに乗り換えるもよう。

バスに乗り込むと、
バスの運転手のとなりにいる cute なイタリアンガールがいろいろ答えていた。

いったいこの人は誰なんだ？

にぎやかなバスストップに着き、私たちがガタガタしていると、
「ここじゃない、next！follow me！」と、教えてくれた。

さっきの香港人の男子が、イタリアンガールをスーザンと呼んた。

えっ、なんで名前知ってるの？


さて、バス到着。

スーザンは follow me と言っていたくせに、
さっさと降りてどっかに消えた。

しばらく、香港人カップルも困っている姿が見えていたけど、
知らない間に彼らも消えた。

どうしよう～バス停もないしぜんぜんわからない


・・・と思っていたら、
バス会社のポロシャツを着ているらしい女の子が歩いてきた。

無事バス判明。乗車ソレント～アマルフィ　６ユーロ

今回は、もうダメだと思った瞬間、
救世主があらわれる

ａｂｃ宅配サービスの副店長さんといい、
ナポリ空港のおじさんといい・・・。

バスに乗り込むと、カプリからの船に乗っていた地味なグループは、
すでにバスに乗っていた。

彼らは、この辺りに詳しい人がいるらしく、
エメラルドの洞窟で降りて行った。

※エメラルドの洞窟Grotta dello Smeraldo　

　アマルフィから数キロポジターノ方面に行ったところにある。
　海水の透明度が特別に高く、そこへ日光が反射作用で差し込み、
　水面が深いエメラルドグリーンに輝く様子は神秘的。

このバス、地元小学生と乗り合わせたみたいで、
頭が割れるくらいうるさかった。

朝７：３０頃、ナポリのチャーミングホテルで朝食を食べてから、
ほとんど何も口にしていない。

もうそろそろ午後３時。

何か食べさせてくれ～。
死にそうだ
　　　
どこかの町が見えてきた・・・。

真ん中の教会はポジターノかも





アマルフィ海岸


景色は素晴らしいけど、
素晴らしい景色ではおなかはいっぱいにはならない。

続く