2013/08/01(木)09:16
琉球ダイニングどなんち 金山 [沖縄料理]
巨大複合体の立体構造解析から見えてくるもの
一時帰国中のI先生に、セミナーをしてもらう。タンパク質をさらに微視的に見ていく「ドメインバイオロジー」に対して、複合体・巨大複合体・超巨大複合体を「まるのまま」観察する(それも高分解能で)という、逆の方向性が、新鮮かつ、面白い。
複合体を複合体として結晶化するためには再構成が必須
さて、本日のもう一つの重要メイントピックは「これ」である。簡単に言うと、昆虫細胞・ウイルス発現系に、複数の遺伝子を同時に共発現するものとりのシステム。関連文献はこちら。単に複数遺伝子をタンデムに乗っけるだけではなく、なにやらコツがあるようであるが。特に、結晶化再現性のために、各コンポーネントのストイキオメトリーを重視していたとのこと。
また、複数遺伝子の同時発現系を構築するためのテクニックとして、SLICが大活躍、そいう話でもあった。
お楽しみ
セミナー終了後、琉球ダイニング どなんち 【沖縄料理】で楽しいひととき。この時期に、オリオンビールの生にありつけることの幸せ。そして、チャンプルー料理。島とうがらし。
伝説
駆けつけてくれた、岡崎のT氏に、伝説となった[日本への帰還飛行]のエピソードを生で披露していただけるという、まれなる幸運にもありつける。あわせて、今、大学院教育や大学入試に関連して重要キーワードとなっている「人間力」とは何かについて、密度の濃いディスカッション(大嘘・人間力というより生きる力に近いがそれでもw)。
充実した一日でした。
I先生、T先生、O先生、そしてご参加の皆様どうもありがとうございました。
ブログ村で蛋白質立体構造関連のブログを探してみる