【論文執筆】StyleWriterの真価が問われる!!
今週はやっぱり怒涛のように忙しかった。なんだかんだで学生さんとの語らいに多くの時間を費したのがひとつ、NMRの位相トラブルにふりまわされたのがひとつ、人事関連とか、出張関連とか、委員会関連とかでいろいろ書類をつくったいたということがひとつ、長くて憂鬱な会議があったことがひとつ。そんななかでの、今週の最大の成果は、論文を二本英文校正に送ったこと。そんなわけでいよいよStyleWriterの真価が問われる局面となったのである!!一個目の論文はファーステック今年度はファーステックにお願いするのはこれがはじめてである。今回の狙いはJBCである。前回(微小管関連論文・リバイス中)と前々回(古細菌タンパク質論文)はエナゴというところに頼んだが、とくにエナゴの英語は雑誌のeditorからは不評だったようで、最終的に、共同研究者のラボのネイティブの方に修正のご提案をいただくということになったのだった。そういうわけで、エナゴよりもやや印象がよいファーステックに戻すことにする。最大6000語(正確には5500語)の論文で約4万円で納期は一週間ちょっと、である。見積りをお願いしたら、非常に速く反応が帰ってきたので、他を調べる前に、発注をしてしまった。なお今回の論文ドラフトは自信ありである。昨夜、最終チェックをかねて、帰りの電車のなかで"StyleWriter"をかけてみたのだ。StyleWriter Score : Style Index :43(Good), Ave Sentence :17(Excellent), Passive:36 (Good)どうです?先日、実際にJBCのサイトの論文をStyleWriterで同じ設定で採点してみたのだが、これ以上のハイスコア論文はなかったのである。さあ、英文校正の結果、どれくらい直されるのか、どれくらいよくなるのか、興味津津である。なお、この論文、まだまだreferenceは全ては入っていないし、立体構造もまだ未完成である。なんとか年内に終わらせたいというのが本音。二本目の論文はス力イべイどうもこのス力イべイというところが英文校正を行っているというのは、オフィシャルではないらしい。Piyotaの前前職の大師匠の先生が使っていて、現在もつかっているという構造生物学、とくに結晶学の分野では(その筋では)定評のある英文校正会社である。しかし、調べても、たとえば校費からどうやってしはらうのがいいのか、とかまったくよくわからん。だがともかく1st著者の人が「ともかくここ」と仰るので、そこに投げることにする。こっちの論文、Piyotaはあまり指示をだしていないのだが、とてもよくかけている。総点では、上のStyleWriterのスコアよりも更に良い。ただし、どこのJournalに投稿するのかとか、論文執筆中に発表されたライバルの仕事をどう評価して自分の独自性をどのようにだすのか、とか、そのあたりの戦略について、いくつかしくじりつつあるので、acceptにもっていくのはなかなか大変かもしれないと思われる。今日はがんばったかも・HCCCONHのデータ処理をする うまくいっているような気がする。二軸ともにlpをかけて、データポイントを水増し。・NMR測定 学生さんが調製した膜骨格に関連する新しいNMRサンプル(二重標識)の測定をかけはじめる。とりあえず3次元NMRの測定を6発かけることにする。目がしょぼしょぼする。※※StyleWriterとは、MS-WORDなどの英文を校正する(正確には英文を採点して減点箇所を指摘するだけなので校正はしてくれない)ソフトである。$160。円高のいまがチャンス!。ブログ村で英文校正関係のブログを探してみる