マユミの実 和名:マユミ 漢字名: 檀、真弓、檀弓 別名:ヤマニシキギ 学名: Euonymus sieboldianus 分類:ニシキギ科ニシキギ属
マユミ
マユミの紅葉
写真 撮影:北海道千歳市新千歳空港 2003年11月 植栽
マユミの実
写真 撮影:北海道千歳市新千歳空港 2003年11月 植栽
和名:マユミ
漢字名:檀、真弓、檀弓
別名:ヤマニシキギ
学名: Euonymus sieboldianus
分類:ニシキギ科ニシキギ属
英名:
分布:北海道、本州、四国、九州
用途:街路樹、公園樹、庭木、観賞用
●マユミ
マユミは高さ3~5m、幹の太さ15~20cmになる落葉樹で、北海道、本州、四国、九州に分布します。病害虫に強いことと、秋になると赤い実が熟し鮮やかに紅葉することから、北海道では家の生垣や公園に植えられます。
●マユミの名
マユミの名の由来は、昔この木で弓を作ったことからきているといわれています。
●マユミの葉
マユミの葉は長さ5~15cm、幅2~8cmで対生します。葉の先端は尖り、葉は卵型で、葉の基部葉はくさび型、葉の縁には細かいぎざぎざがあります。
●マユミの花
マユミの花は北海道では5~6月に咲きます。淡緑色の小さな花(径8mm)が数個集まって咲きます。雌雄異株です。雄花の花糸は長いが雌花の花糸は短い。
●マユミの実
マユミの実(翼果)は9~10月に熟し、淡紅色で8~10mm。先はくぼみ、4稜があります。
マユミの近似種
☆
ツリバナ(ニシキギ科):
ツリバナの実は球形で直径約1.2cmで5つに裂けますが、
マユミは4つに裂けます。
また、
ツリバナの花糸は枝分かれし、長く垂れ下がりますが、
マユミはそうはなりません。
ツリバナの実
写真 撮影:北海札幌市芸術の森 2004年9月
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☆
ニシキギ(ニシキギ科):
ニシキギの枝には平らな稜があります。
☆
コマユミ(ニシキギ科):
ニシキギの枝の稜がないものを
コマユミといいます。果実などは母種
ニシキギと全くかわりません。
マユミの果実より強く実がはじけ、大振りな赤い種子が現れます。
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