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 Art of Life研究所  プレイバックシアター      

Art of Life研究所 プレイバックシアター      

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2006.02.19
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カテゴリ:WS
やっとやっと、PTWS体験をしてもらった。嬉しい♪
パフォーマンスを観て、たくさんの疑問点、不思議さに魅了されたという感想を聞いているだけに、
ぜひともWS体験してもらいたかったのだ。

彼女は、ある保育園の保護者会に招いてくれた主催者で、他のWSには参加してくれているのだが、
「身体で表現するのは苦手。人前で演技するなんて考えられない。しかも即興で。。」
とかなり抵抗があったようだったが、やっと、時間の調整をしてきてくれた。

うん。わかる。PTのアクティングは、日常的な行為からかけ離れたもののように思えるのだろう。
わたしもPTに出会う前は、そんな困難なことができるはずがないと想像していたから。

が、即興に関して言えば、子どもたちと向き合っているお母さんは、日常的に体験していること。
毎日が即興の連続だ。台本など用意されていない。
親のこちら側が描いたストーリーを、意図もたやすく子どもたちは裏切ってくれる。

ストーリーのアクティングと全く構造は同じだ。
テラーの話しを聴いて、アクターとして場面構成をどんなにしっかりと思い描いたとしても、
次の瞬間、他のアクターが目の前で、見事に裏切るアクティングを展開する。
相談なしに即興でアクティングするのだから、そんなことは茶飯事だ。

そんな時、どんな態度で臨めばいいだろう。観客が息を呑んで観ている。
気に喰わないと怒って、すべてを放り投げて、舞台から降りるわけにもいかない。
自分のアイデアを採用して、そのアクターを舞台から力づくで、ひきずりおろすのか、
それとも、そのアクターの出したオファーを活かしつつ、どう関わろうとするのか、
とるべき態度は明白だ。

その態度は、そっくりそのまま、子どもとの関係にも言えること。
思い通りにならないからといって、子どもを暴力的な方法で矯正するのか、
それとも、子どもがどんな行動をとったとしても、
その子どもの存在を大事にしつつ、親としてどうあろうとするのか。

日常も即興の舞台の上も、全くかけ離れているわけでないことがわかる。

ひとり目の子どもを育てるときには、全く初めてで経験のないことの連続だ。
どうしていいかわからなくなって、子育てマニュアルが欲しくなる。
取扱説明書つきで、生まれてきてよと思いたくもなるだろう。

しかし当然ながら、
どんなに素晴らしい台本を手に入れたくても、
目の前の子どもが主役の台本なんて、誰にも書くことができるはずがない。

他の人の台本を見て、同じじゃないと嘆いたところで、意味を成さない。
台本が必要なのではなくて、目の前の子どもを観ることが必要なのだ。

もし、PTパフォーマンスを観て、アクティングが難しいだろうと想像するなら、
今まさに日常子どもたちと向き合っているお母さんは、どんな難業に遭遇しているかが想像できる。

ところが、実のところ、プレイバックシアターを知れば知るほど、体験を深めると、
アクティング自体は、そう困難でないことがわかる。
そうして気がつくと、困難に感じていたはずの日常の人との関わり方が違ってくる。
もうそれは自動的にそうなる。
プレイバックシアターをツールとして、エクササイズとして使って欲しいと思う所以だ。

テラーとしての癒しの効果はもちろんのこと、
アクター体験を経験することは、マニュアル的な育児書を手に入れるより、
ずっとお母さんたちにとって実践的で、日常に即、役立つことだと、
休憩時間だというのに、その参加者に熱弁してしまっていた。

   *   *   *   *   *   *

最後にビジョンの彫刻で、わたしも参加させてもらった。
彫刻の素材である彼女に、2本の足を肩幅に開いて立ってもらい、
やわらかいシフォンのピンクの布を首から胸元に、
やわらかいきらきらしたレモン色を背中から肩に羽織って、広げた両手に持ってもらう。
遠く彼方を見る彼女の姿は、美しかった。

タイトルは「天地と宇宙」

シェアで彫刻になった彼女の感想は、
今惹かれる色のピンクと、
子どもの頃の太陽のイメージカラー黄色を身にまとったことが嬉しかったということと、
地に足を着いて地平線を見れた気がした。
子どもの頃は、海で地平線を見ていた。
今、地に足をつけて空と大地がつながっているところをみている体験ができたと。

彼女の話しを聴いて、
わたしは、ビジョンを考えて悩みぬいて製作したのではなく、
素材の彫刻である彼女によって、ある種引き出されながら、
わたしの内側にあって出てこようとしたものが、まるで彼女に吸い寄せられるように、
表出されて、再現された自然な営みを感じ、嬉しかった。

シェアで彼女に製作意図を話しながら出てくる言葉は、
完成した彼女の彫刻からイメージが膨らんできたものだったから。

やわらかくあたたかいハートを内側にもち、
母なる大地にしっかりとつながりながら、大いなる空からの恵み、太陽の光をいっぱい浴びて、
光のエネルギーを全身にまとい、遥か遠くまで翼を広げている姿は、
内なる宇宙につながっていた。





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Last updated  2006.02.20 20:15:36
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