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プレイバックシアターは、
毎回、新たな驚きと神秘さで、その場にいる人を魅了する。 マンツーマンでプレイバックを研究すると、家庭教師的な感じになって、 丁寧な個人の課題に焦点を当てたフォローをしていけるが、 グループのダイナミックな展開もまた、興味深い。 グループメンバーという、一人ひとりの構成員のもつエネルギーは、 お互いに大きく影響を与え合う。 今日は、グループのある動きがよくみえた。 一見、グループメンバーが一致団結して、 ファシリテーターであるわたしに、なにかを突きつけるかのような動きがあった。 が、それらの投影を各個人の中に再び戻し始め、 いつの間にか、わたしの姿は消えて、彼らの深いストーリーの中に探し始める。 エクササイズも、いろいろと変化に富んで、 これまでにない試みも、実に有効的だとわかって、嬉しい発見だった。 その場で出てきたアイデアだが、それがいいのだろう。 前もって、いろんなことを想定はしていても、 その場にはそぐわないことがたくさんある。 基本形を押さえていれば、その基本の持つ性質をよく知っていれば、 アレンジは自由自在で、どんな場でも変形させてその基本を伝えることができる。 今夜は、風邪が悪化してきているので、 わたしは静かに動かないでいようと、ひそかに決めて、 始まりのときにグループメンバーに宣言したにもかかわらず、 流れの中で、必要と感じアクティングに参加することになった。 アクターというポジションは不思議なもので、 ステージに立ってしまうと、自分の身体ではなくなってしまう。 テラーの言葉やエネルギーを感じ、表現せずにはいられない。 気がつくと、かなりエネルギッシュに動いていた。 ペアーズ・タブロー・フルーイットスカルプチャー・コーラス これらショートフォームの持つ醍醐味を、 テラーは存分に味わったに違いない。 始まる前と後では、すっかり表情が変わっている。 駅での帰り際に、ハグを求められ、PTの威力をまた思い知った。 ありがとう。深くPTを味わってくれて。 境界線がほんの少しゆるんだ瞬間だった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.04.05 18:24:37
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