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カテゴリ:プレイバックシアター
過去があって、現在がある。
時系列的には、確かにそうだが、 「今、この瞬間」というとき、 過去も同時に含んでいるということを感じさせる、 今回のパフォーマンス。 表面的に見えているわたしの、 その奥には、過去のたくさんの次元を同時に含有している。 その過去は、 現在の見え方が変わると、 すっかり塗り替えられることすらある。 少人数で、隠れるところなどない、観客席から、 今現在の自分自身を見るテラーが、 3人テラー席へと来てくれた。 勇気と覚悟を持って自分を語るテラーには、 敬意とともに頭が下がる。 必ずしも、語らなければならないわけではない。 時には、他の人のストーリを観ることが、 その時のその人にとって、必要なこともある。 プレイバックシアターのその仕組みは、 見事に巧妙だ。 ひとりひとりにとって、その場のみんなにとって、 意味のある選択が、その都度なされていく。 「ねばならない」 「そうしたほうがいい」 「誰かのための自己犠牲」という基準ではない、 自分自身の魂に問いかけての選択だ。 コンダクターもアクターもミュージシャンも、 生身の人間として、現在進行形の人生の中で、 たくさん触発されるものがある。 定期的にパフォーマンスをして、第6回目。 タロットカードで6番目のカードというと、 「LOVERS」 新たな出会い。 誰と出会うんでしょう? 新しい自分との出会いかも・・ 静かな静かな、今回のパフォーマンス。 だけど、内側は激しく動いたようだった。 そう内在する過去の自分や眠っていた自分、 みないでいた自分など、 他人の人生を観ることは、自分を見ることにつながる。 ちなみに、タロットカードの7番目は、 「THE CHARIOT」 行動のカード。 来月のパフォーマンスが楽しみです。 次はどんなどなたと、プレイバックをご一緒するでしょう? パフォーマンスをする側のわたしたちは、 どんな変化とともにあるでしょう? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.08.06 02:33:26
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