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カテゴリ:スピリチュアル・ライフ
映画「ブレイブストーリー」(宮部みゆき原作)をDVDに録画して
いたのですが(息子に頼まれ)見てみました。 ☆ネタバレな内容なので、知りたくない人は先を読まないで下さいね☆ 物語は、願いを叶えるために少年二人が異次元世界「幻界(ビジョン)」へ 行き、仲間と出会いながら宝玉を集めるという、冒険物語です。 ところが、この「願い」がとても重いものでした。。。 幸せな家庭だと思っていた小学5年生のワタル。 ある日突然、父親が「他の女の人と暮らす」と家を出て行ってしまいます。 ショックで倒れる母親。(原作ではワタルを道連れにガス自殺を図る) なんとかしてお母さんを助けたい!元の家族そろった家庭を取り戻したい! そんな切ない願いを叶えるために旅立ちました。 そしてもう一人の少年ミツル。 彼がまだ幼少の頃、父親が母親と小さな妹を道連れに無理心中を図り、 孤独の身となったのです。 どちらの少年も、「家族」を取り戻すために旅立つのです。 沢山の仲間に出会い、勇気と、楽しさ、強さ、優しさを学びながら 進むワタル。 自分の目的のためなら、森を焼き払い、町を滅ぼしても構わないミツル。 最終的に自分の影(闇)の分身と戦う事になります。 「自分さえよければいい!他の事(ビジョンの人々)なんてどうでもいい!」 と叫ぶ影のワタル。 それに対してワタルは。 「そうだよ。。。あの時の僕は運命を変えられるためなら、何だって出来ると 思った。。。」 「悲しくて。怒ったり。甘えたり。誰かを恨んだり。人のせいにしちゃったり。。。」 「でも、みんなぼくのこころだ!」「そうだよ!。。。君は僕だ!」 「おかえり。。。」 と、闇の自分を認め、受け入れるのです。(T T) そして影と戦い相手の胸を突いたミツルは、自分も胸から血を流し 倒れてしまいます。。。 だってどちらも「ミツル」なのだから。。。 そしてワタルが選択した女神への願い。 「最初は家族を取り戻したいと思っていました。」 「でも、運命には喜びや楽しい事と同じくらい、悲しみや不幸があって、 それを避ける事は出来ないし」 「その度に女神様にお願いして、運命を変えてもらうわけには 行かないんだって。」 「僕は自分の運命を受け入れて、自分で未来を作って行こうと思います」 「それを僕に教えてくれた大切な仲間達と、この世界に未来をください。」 と願うのです。。。 運命の中での光と闇を受け入れ、自分の力で前を向いていく。 自分の幸せより、仲間や世界へとハートを広げていく。。。 今の私の課題とピッタリ重なります。@@ 私のガイドはこのメッセージを伝えたかったのですね。。。 原作には勇気(ブレイブ)の宝玉の精霊のセリフで 「私を得る扉は少なく、失う窓は多い。」というのがあるそうです。 闇を受け入れる事は勇気なんですね。でも、それはとても難しい事。 検索すると、この映画とリンクして「風の谷のナウシカ」を挙げている方も いました。 原作のナウシカはこう訴えているそうです。 「その人たちはなぜ気づかなかったのだろう。清浄と汚濁こそ 生命だということに」 「苦しみや悲劇やおろかさは清浄な世界でもなくなりはしない。 それは人間の一部だから・・」 「だからこそ、苦界にあっても喜びやかがやきもあたあるのに」 闇や腐海や人類を浄化しようとする”偽りの神々”はナウシカを こう非難するそうです。 「お前は危険な闇だ。生命は光だ!!」 それに対してナウシカは 「ちがう。いのちは闇の中のまたたく光だ!!」 「すべては闇から生まれ闇に帰る。お前たちも闇に帰るが良い!!」 「そなたが光なら、光など要らぬ」 「巨大な墓や下僕などなくとも、(偽りの神や使徒?) 私達は世界の美しさと残酷さを知ることができる」 「私達の神は一枚の葉や一匹の蟲にすら宿っているからだ」 ”風の谷のナウシカ”も闇をテーマにした物語だったんですね~ どちらの原作も読んでみたくなりました。^^ でも、物語の内容より、このメッセージを私がキャッチする事に 意味があるのかもしれません。。。 私には闇を見つめる勇気を持ち続けることが出来るかな。。。? 揺さぶりがたくさん来ています。^^;お腹を抱えて唸るような。。。 でも知りたい。正体を見極めたい。 私の”勇気の物語”も進行中です(笑) あと、この前チャットで話した「カエル」ですが。 旅の途中にワタルを導き、危険から守ろうとする声があります。 可愛い少女の声と姿が、最後には 「女神を滅ぼしワタルが神となれ!そうすればすべての願いがかなう」 と、そそのかす大ガエル「オンバ」に変身します。@@ ワタルが「僕は自分だけ幸せになんかなりたくない!」と拒否すると 「あんなに助けてやったのに~~!!」 「わらわが運命の女神になるはずだったのに~~!!」 と叫び、飲み込んだワタルと剣に、滅ぼされます。。。 原作では老神を崇める人々と、カタチをもたない(旅人により変わる) 運命の女神を崇める人々の争いもテーマになっているそうです。 ふむふむ。この辺も私の課題と重なりますよ~~^^; 先週の世界不思議発見では、ペルーの高い山にある湖では、 太古の昔「カエル」が神として崇められていたと言っていました。 カエルに神聖を見出したのか? カエルというカタチを持たなければ、神を見出せなかったのか? 神って何?カタチって何?人間が求めているものって? こっちの課題も面白そう。まだまだ進行中です♪♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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