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私事で恐縮ですが、私は自分の子供の容姿を物凄く可愛いと思っております。
客観的には十人並みだとは分かっていても、テレビや雑誌に出ているような真実可愛いお子様たちよりも我が子は可愛いなあと思ってしまいます。 親馬鹿と言われてしまえばそれまでですが。 以前あるセラピストさんに聞いた話を思い出しました。 ある日そのセラピストさんの所に物凄くきれいな女性がクライアントさんとしてやってきました。 そのセラピストさん自体もかなりきれいな方なのですが、「女である自分でも見とれてしまうくらいの美女」だったそうです。 クライアントさんがセラピストさんに言いました。 「私はとても不細工で…」 セラピストさんは「嫌味のような謙遜だな」と思ったようですが、どうも本人は本気でそう思っているようでした。 「お母さんはとっても美人なのに私はちっともお母さんに似なくて不細工なんです」 さぞかし、美しいお母さまなのでしょう。 後日セラピストさんはこの方のお母さまにを見る機会に恵まれました。 この美しいクライアントさんの実の母とは思えないくらい平凡な顔立ちのお母さまだったそうです。 このクライアントさんのお母さまは、自分の美しい娘に幼少時から「お前は不細工だ」「美人とは私のような人を言うのよ」と言っていたとしか思えません。 きっとお母さまにも容姿に関して心の傷があったのでしょう。 自分の子供の心を傷つけずにはいられない程の苦しみ。 このクライアントさんには是非自分の傷を乗り越えて連鎖を止めて欲しいものです。 さて私は容姿には恵まれませんでした。 しかし母は私を「頭が悪い、使えない」と罵ることはあっても、「不細工だ」と言ったことは一度もありませんでした。 年ごろになって自分の容姿で悩む私を「可愛い」と言い切ってくれました。 当時は「そんな慰めいらないよ」と思いましたが、親になった今なら、「本当に可愛いと思ったんだろうなあ」と理解できます。 今では「万人が認める美女ではないが、これはこれで味のある良い顔」と思えるようになりました。 もしも私の親が私を「不細工だ」と常に罵っていたら、私は自分の容姿を「これはこれでいいんだ」とはいまだに認めることができなかったかもしれません。 親が普段口にする言葉は子供に物凄く影響するんですね。 ちなみに私は「頭が悪い」のがコンプレックスで、頭が良い人に思われたいという願望があります。 やはりこれも親の言葉からの影響でしょうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年08月31日 11時37分40秒
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