カテゴリ:トレーニング
おはこんばんちは。
自転車で落車して大怪我となったそのまとめと、ふりかえりをしてみたい。 今回はショッキングな映像、数字があるので、心臓の弱い人はここで引き返してほしい。 発生状況 日にち:20222/7/9(土) 時刻:AM 4:30ごろ 場所:神奈川県藤沢市 境川サイクリングロード 長後街道高兼橋南300m付近 状況:幅員3mほどのサイクリングロードを30km/hで走行中、 1台の先行自転車を右側から追い抜くため、 並びかけたところ、路面の凹みにハンドルを取られ(推定)転倒により右肩あたりから落車 前照灯及び後尾灯点灯 原因 後日、現場調査し原因と思われる箇所を推定した。 ![]() 境川サイクリングロード高兼橋南300m付近。 当時は左前方に先行車がおり、自分はこのラインを走行していた。 ![]() 原因(推定) 南から北方向を撮影した。赤丸に窪みがあり、 ここに落ちたあと左にハンドルを取られ転倒し、右肩から落車したと推定。 救急搬送 右手の稼働域限定的、呼吸しずらく、擦過傷多数で歩行困難のため、 高兼橋で自身の携帯電話より救急要請 高兼橋から600m離れた救急病院へ救急車で搬送。即入院。 ロードバイクも救急車に積載 病院側で施錠後一時保管 損傷箇所 カラダ 救急搬送後、レントゲン及びCTスキャンにより 胸骨多発骨折 右鎖骨骨折 外傷性気胸(肺に穴が開く) と診断。 他にも全身に擦過傷。 ヘルメット 右肩付近で落車したが、ヘルメット右側面が損傷した。 ![]() 外観から判明できるのはこの二箇所。 ![]() 内側には複数のクラックが入っている。 また、この付近は他に比べて発泡スチロールが圧縮されていた。 ヘルメットがなければ即死だった・・ とはシャアの有名なセリフだが、 ワタクシも似たようなものであぶなかった。 ウェア 反射ベストは諸般の事情により裏面からの撮影となる。 ![]() 右肩部分がパックリ割れている。また首下部分も複数の穴があいている。 ![]() ジャージも同じ箇所に穴があいている。この付近は出血も酷かった。 自転車 自転車そのものに修理を要する破損はなかった。 治療内容 肺 → 鎖骨 の順番で治療する方針となった 胸骨は固定できないため自然治癒となる。 また、擦過傷も自然治癒に任された。 胸骨が折れて肺に穴が空いた。その肺に血が流れ込んだのがCTスキャンにより判明。 右胸から肺まで針を刺しチューブを接続し、負圧をかけて肺から液体を抜く。 血液は50~100ml程度排出、体液などが500mlほど排出した。 入院から4日目で鎖骨とHOYA製シルキープレート(チタンプレート)で接続する手術した。 ![]() 左が手術前。右が手術後。 1年後、気が向けば再手術してチタンを抜くもよし。そのままもよしとなった。 7日間入院して辛かったのは、何もしてもらえない折れた胸骨の痛み。 折損面をゴリゴリさせると痛い。 1日5回、痛み止めを服用。 お金 これだけの大怪我なので、費用も高額になった。 ここに費用と支払いについて記載するが、自慢でもなんでもなく、 怪我をするとこのくらいかかるんだよという費用感と、 保険による補償感の一例として見てもらいたい。 費用 67万円(手術、入院、コミコミのお値段) 健康保険適用による支払額 23万円 まず、病院で上記金額を支払った。 これとは別に自身で加入している一般的な保険を後日請求する。 医療保険などからの支払い 15万円(複数加入していても足し算で支払われるものではないらしい) 23万円(健康保険適用支払額) - 15万円 = 8万円 このくらいは、自分で支払うことになる(らしい)。 医療保険と自転車保険で、手術と入院費を請求できるが、どちらからも満額もらえるわけではない(ようだ)。 乱暴な言い方だが、似たような保険を重複して掛けるだけ無駄になる。 今後の抜糸やチタンプレートの抜き取り手術も保険適用範囲なので忘れず請求しよう。 ふりかえり 原因(推定)から今回の事故を振り返ると ・路面上の凹んだ箇所を認識できなかった ・認識できておらず挙動変化に対応できなかった となるかな。あんなもんで転倒するとは信じ難いが、それ以外が見いだせなかった。 なので、 些細な変化を見逃さず、備えよ常に と自分に言い聞かせてみる。 アドバイス こんなワタクシから、このブログを読んでくださった方への月並みなアドバイスすると ・だろう運転はダメ ・保険に加入しておこう と、自動車と変わらないことくらいしか書けない。 みなさんも無事に帰宅できることがなにより。 ほいじゃーの。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.07.19 05:41:41
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