たまぱ

朝方の事はいまいちよく覚えていない。

多分、朝食は出ていないはず。
夜中から看護師さんに『水飲みますか？』と何度か聞かれていたのだけど、首を横に振り『いらないの？大丈夫？』と言われていたはず。
朝には、一口飲ませてもらう。
ペットボトルからは飲めず、テレビなどが乗っている棚に置いてあったペットボトルにつけられるストローを付けてくれて飲ませてくれた。

それ、私が用意したやつじゃない…と思いつつ、そこにあるのだから私のだろう。と受け入れる。

後から聞いたところによると、ぱぱやんが地下のコンビニで見つけて置いておいてくれたとのこと。
ありがとう。

本来、１２時からの面会ですが『居ても立っても居られない』と、母が１０時過ぎころに来てくれた。
どんな会話をしたのかよく覚えていない。
まだ、声を出すのが億劫だった。

昼ご飯が出て、ベッドの背を起こしてくれて食べるように促されるが、座っていられない。
あまり起こすと傷が耐えられないし、ゆるく起こすと食器もろくに見られない。
見かねた母が、おかゆを口へ運んでくれたが結局４さじ位でギブアップ。

うとうとすると、看護師さんがやってくる。
うとうとすると、担当医がやってくる。
うとうとすると、薬剤師さんがやってくる。
うとうとすると、担当の麻酔科医がやってくる。
うとうとすると、主治医がやってくる。

（＾＾；）（＾＾；）

午後から、看護師さんが『歩いてみようかな～』とやってきて、母はびっくり。
『え、もう？』と驚いてました。
『そうなんですよ～。今はね、できるだけ早めに動くことを勧めてるんです』と看護師さんに説明されて、私も『隣のおばあちゃんも一昨日手術で昨日から歩いてるよ・・・』と相変わらずガスガスの声で付け加える。
へえええぇ。とまだまだ驚いていた。

とりあえずベッドに腰掛けて見て・・・と言われて、初めて起き上がる。
傷が痛いのは当たり前だが、頭が上げられない。『足をおろして腰掛けるようにして』と言われて、必死で足をおろしたが、駄目だ。
『貧血がひどいからね～。今日は無理かな。うん、無理することないからね、今日はやめておこう』と言われて、中止に。

中止してくれたのは嬉しいけど、歩けないと管が抜けない。でも、今日は中止を受け入れるしかなかった。座ることすらできないのでは歩くなんてとんでもない（＞＜）

後は、母がず～っと背中や足をさすってくれていました。
親って本当にありがたい。
４０を前にして笑われちゃうけど、母が来てくれて本当によかった。
母一人子一人で、結婚しても子供が生まれても何やかやと過保護な母に苦笑することばかりでしたが、今回は本当に母の過保護に感謝です（＾＾；）

夕食も食べることはできず、無理やり母に口に運ばれて４-５口は食べる。

８時過ぎに母はホテルへ帰って行きました。
帰る前に、例の痛みどめをボタンを押してもらって・・・・・。

夕食後に痛み止め、寝る前に導入剤をもらって就寝。
ぱぱやんは仕事が遅く来られませんでした、もちろん足のない拓馬もね。

熱３７．２度/血圧　９４/４２