縞々の女王さま

ばふぃにまつわるお話で･･･





このあいだ、何年も前から交流があり

ばふぃの毛のカットもずっとお任せしてきたお姉さんと

久しぶりに飲みに行きました。


私は、彼女が大好きです。

本当にこんなお姉さんがいてくれたらいいのに

そう思うくらい、信頼し大切に思っている方です。

ばふぃがいなくなってからは、以前のように毎月でも、数カ月おきでも

どちらにしても、定期的に顔を合わせることもなくなってしまう

それは嫌だなぁと常々思っていたのです。


なんだか無性に電話をしたくなり、というかするのが当たり前みたいな

そんな気持ちになって、夕方いきなり電話をかけました。

私よりも10以上も歳の離れた彼女はとても多忙で、いつもなら

急に電話をかけるのは気が引けてしまうような、そんな人なのですが･･･。


彼女はすぐに電話に出てくれました。

挨拶を交わした後、私が唐突に｢飲みにでも行きませんか？｣

と誘ったのです。

彼女は私がそう言う事をわかっていたようでした。笑いながら

「　うんいいよ～　出ておいでよう^^」

って、言ってくれたのです。


彼女のうちに車を止めて、近くの居酒屋さんまで歩いていきました。

座敷に上がり、彼女はいつものように日本酒の熱燗を

私はおいしい芋焼酎をロックで。

小皿に品良く盛り付けられた魚介のお刺身をいただきながら

和やかに最近の様子などを話していたのです。

彼女はニコニコと私の話を聞いていました。

そして、その日なぜいきなり電話したのかという話をしようとした時、

「　わかってたよ^^」というのです。

「　○○ちゃんね(私のことです）この間、うちに来てさぁ　話してったんだから。」


は!?って思っていると、


「　お風呂入ってたらさぁ、とんとんって壁を叩く音がしたから

　　誰～？って聞いたの。そしたらね、“○○です。お久しぶりです。”

　　って、あんたが来たのよ。

　　だからさぁ、あら～どうした？なんて聞いたら、ばふぃがいなくなっちゃって

　　私と付き合いが遠くなっちゃうのが嫌だなあと思ってって、

　　あんた、わざわざうちまで訪ねてきてくれてたんだよ^^

　　私のとこにはさ、ちゃんと縁がある人はこうやって来てくれるから

　　ほんと寂しくないっていうか･･･

　　だからね、あんたが今日電話してくれた理由もわかってたよ^^」



･････おい、私よ。いつの間に勝手に会いに行ってた？

帰ってきてからも私に報告もしないでからに～(´ｰ｀;

てか、びっくりするよぅ～･･･


ばふぃのことも聞いたのです

本当は骨壷に２本の歯もきちんと入れてやらなきゃ、嫌なんじゃないだろうか･･･

それは、気にすることはないということでした。

でも、歯を入れたホルダーは、携帯につけていたのですが

そうではなく、皮袋に入れてきちんと身につけているように。

本当に守ってくれてるからって。



ばふぃのおかげかなぁ

いつも一緒なんだね　嬉しいよ

寂しくなんかない