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地獄のナルシサス

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2011.12.13
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カテゴリ:ナツメロ

Ehttps://www.youtube.com/watch?v=sexDO9XLswA








灰田勝彦 燦めく星座 佐伯 孝夫 作詞 佐々木 俊一 作曲

男純情の愛の星の色     冴えて夜空に唯ひとつ あふれる想い 

 春を呼んでは夢見ては うれしく輝くよ     思い込んだら命がけ 男の心

 燃える希望だ憧れだ 燦めく金の星



何故に流れ来る熱い涙やら     これが若さというものさ 楽しじゃないか

 強い額に星の色 うつして歌おうよ     生きる命はひと筋に 男のこころ

 燃える希望だ憧れだ 燦めく金の星



太宰治がこの歌大好きでお酒に酔っぱらうと歌ったそうです。特にこの箇所
​「思い込んだら命がけ男の心~」を繰り返し繰り返し歌ってたそうです。この話聴いて突然太宰治に親しみを感じてしまった。​太宰治この歌私の前で歌ってくれないかな?



私が大学一年の夏休み、、姉と一緒に北海道旅行した時です。姉は大学3年だった。
東北本線に乗ってたら仙台で2人の大学院生が乗りこんできたんです。二人は仙台の人で北大工学部の院生である。実家が仙台でこれから札幌に帰るのだと話してました。


私は京都生まれの京都育ちだから東北弁の人はめずらしかったのです。向こうも関西弁の人間がめずらしくて
お互いにめずらしがって喋ってたんです。灰田勝彦の話になり一緒にアルプスの牧場を歌いました。
その時
「この歌知ってる?うちの父が好きでねえ。いっつも歌ってたのよ。」
とニコニコしながら仙台の兄さんは歌いだしました。
一番を歌ってから「2番も聴いてね」と断ってから歌いだしました。

​「なぜに流れくる熱い涙やら、これが若さというものさ、、燃える希望だ憧れだ。きらめく金の星」​​

なんか笑える歌詞で私も姉も夢中になったんです。一緒に暗唱するまで歌いました。東北の人って朴訥で、なんて善人なの?
​それにしてもこの兄さんのお父さんロマンチックな人だな。この歌毎度唄うなんて。​

私のおとんが歌える歌って小唄だけだった。​​


東北の人はこの歌好きなんだろうか?太宰治も津軽の人だしこの兄さんは仙台の人。

私はなぜか、、京都でこの歌を聴いたことがなかった。


あれから40年以上たってしまった。私は長いこと忘れていた。
ある日この歌が流れ、、私は突然思い出した。灰田勝彦の歌のこと。あのお兄さんのこと。

あのお兄さん今どこにいるのかな。仙台にいるのかな?津波があったけど無事だったかな。

お姉ちゃんに「ねえ、東北本線の中で仙台のお兄さんたちとこの歌唄ったの覚えてる?」とたずねたら
「そんなことあった?1つもおぼえてない。全部忘れた、、」

私は昨日みたいに覚えてるんですけど​​​​​

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最終更新日  2024.10.28 05:56:32
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