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カテゴリ:独り言
わたしのクラスの20歳代の男子のA男くん。 気はいいのですが、お調子者で女性陣からウザがられている。 理解力は早いが、今まで自分の能力を高める機会がなかったようだ。 入学当初からコイツは伸びると確信していました。 でも、問題点がお調子者以外にもう一つある。 授業中に度々居眠りをしている。 その度に注意しているのですが、治らない。 そのことが管理者の耳に入った。
管理者との面談が組まれ、次に授業中に居眠りしたら即退校と言われた。 これ以降、わたしも注視して、彼も居眠りせずに授業を受けていました。 しかし、油断はあるものです。 先日の授業で、わたしがホワイトボードに書き込みをしている最中にある女性が突然「先生!A男くんが寝ています」と発言された。 しまった。油断していた。 その場を何とか収めようとしたが、駄目だった。 事務局にご注進したようだ。 管理者からわたしに確認があったが、事実は事実でもう隠しようがなかった。 では、明日の授業終了後に面談をし、そこで彼に退校を言い渡すと言われた。 仏の顔のストックが尽きたようだ。 駄目だ。万事休す クラス全員に嘆願書を書いてもらえばまだ可能性はあるが、そもそも彼が女性陣からウザがられてるから事務局にご注進があったのであって嘆願書に署名してくれるはずもないやろう。
翌日の朝、彼は自暴自棄になっていた。 いやいや、人間諦めたらそこで終わりや。 もし最後まで残りたいのなら管理者に土下座してでもお願いしろ、誠意を見せろ、と彼に言っておいた。
その日は授業終了後、ネットを使ってのPCの資格試験があった。 彼は誰よりも早く試験を終え、いの一番で合格証を手に入れた。 そう、彼は「やればできる子」なのである。
その後、管理者との面談に向かった。 わたしは全員の合格を確認してから事務所へ戻った。 そこで管理者から結果を聞いた。
あと1回だけ猶予を与えます。 でも、次居眠りしたら即事務所へ寄こすように。 二度とかばい立てするなと言われた。
もう二度と油断はしません。 特に午後が危ないので最大限の注意を払います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.11.19 15:20:22
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