祖父の死
この記事は内容がセンシティブな事が含まれています。精神的に辛い方や苦しい方は読まれることをおすすめしません。ご自分でご判断ください。私は父方の祖父母と同居していました。祖父は誰にでも優しくて穏やかで真面目で働き者の本当に大好きな存在でした。そんな祖父が自殺してしまいました。祖父が高いところの作業をしていた時に落下して大腿骨を骨折してしまいました。手術をしてリハビリを頑張って、ほとんど歩くことが出来るようになりました。家族も安心していたんですが、無理して欲しくなくて田んぼや畑に行くことを止めていたんです。また怪我をしたり倒れたりして欲しくなかったし、もう歳も取っていたので、今まで充分働いてくれたので家でゆっくりして欲しかったんです。でも祖父にとって働かないというのは何よりも苦しかったんだと思います。生きがいを奪ってしまったのかも知れません。元々死に対する考え方が、いつでも死ねる。生あるものはいつかは死ぬ。いつも言っていました。そして祖父は自殺をしてしまいました。家族にとってあまりにもショックで、あまりにも悲しい出来事でした。大切な祖父にそんな最期をさせてしまったことを悔やんでも悔やみきれませんでした。こんなことなら畑で倒れてでも好きなことをさせてあげれば良かったと後悔ばかりしていました。自死をした家族の立場で残された人の苦しさは本当によく分かります。でも精神疾患で死を選んでしまう人の気持ちもわかってしまいます。だから夫さんが電車に飛び込んでしまった時も祖父のことを思い出して後悔したくない気持ちでいっぱいでした。苦しい方は、誰かに相談したり、病院にかかることをお勧めします。自死は大切な人を壊してしまう可能性があります。踏みとどまってください。では、またの機会に。。。