出産のススメ

　妊娠生活の総仕上げが出産です。
私は妊娠後期はお腹がどんどん大きくなり、何をするのも大変で、「待ちに待った」出産、って感じでした。
今の世の中、情報ばかりが先に立ち、出産は痛くて大変、というネガティブなイメージを持つ人が多いです。
確かに陣痛は痛いですが、赤ちゃんが出るために子宮が収縮してると思えば痛みが強くなるほど赤ちゃんが出てくるのが近いのです。
赤ちゃんだって、狭い産道を通って出てくるのは大変です。
今まで暖かい羊水の中でふわふわ浮かんで、お腹も空かない、息もしなくていい生活をおくってきたのに、いきなり寒い外に出て自分で息を吸わなきゃいけないのです。
赤ちゃんだって、きっと苦しいのをがんばって出てくるんだと思います。
お母さんも、その手助けをしていると思ってがんばりましょうね！

　以前は、陣痛は母体側から始まると考えられていたそうです。
でも、最近は赤ちゃん側が何らかのサインを出して、陣痛が始まると考えられています。
つまり、陣痛は赤ちゃんが生まれるよ！という合図を送っているのです。
その合図を受け止めてあげてください。
痛みに耐える自信がなければ、無痛分娩という選択肢もあります。
痛みに耐えることに何かメリットがあるわけじゃありません。
「お腹を痛めたからかわいい」なんてことを言う人もいますが、それはウソです。
痛くたって痛くなくたって我が子は我が子です。
痛みがこわい人はどんどん無痛分娩にするべきだと、私は思います。
でも、無痛には少ないけれどリスクがあることも、ちゃんと理解した上で選択しましょう。

　自分のことは自分が一番よくわかると思います。
自分にあった、良いお産を見つけてください。