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2008.05.19
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カテゴリ:トライアスロン

週末に新島トライアスロンへ参加してきました。

新島トライアスロンの一コマ

新島は伊豆諸島のうちの島の一つです。
伊豆諸島では、東京アイランドシリーズという
一連のトライアスロン大会を開催していますが、
新島トライアスロンというのは、
このうちの1stステージとなります。
(他には伊豆大島トライアスロンや
 式根島アクアスロンなどがあります)
http://www.mspo.jp/island/

新島トライアスロンは、
SWIM 1.5km
BIKE 40km
RUN 10km
の、いわゆるオリンピックディスタンスです。

まず最初に、結果はこんな感じです・・。
第17回新島トライアスロン大会 リザルト
かろうじて、後ろからでなくて
前から数えた方が早い辺りですね。
前回の自分からすると、
SWIMが10分近く短縮の大成長です。
(前回が激しく遅かったのですが・・)

以下、レース中の回想です。

-----

出走は5/17土曜日の13:00。
天気は晴天で日差しも強い。
風は穏やか。

会場には2時間も早く着いたので、
余裕を持って受付と機材の準備をする。
機材は何度チェックしても、何か本番の
トランジットで失敗しそうで落ち着かない。

それでもあとは、
のんびりと海を見ながらの栄養補給。
ウィダーインゼリーやバナナを配布していたので、
それらを食べながらだんだんと
人が増えてくるのを眺める。

スタート30分前に、
入水チェックが可能になったので、
水着の上からウェットを着て、
アンクルバンドを受け取り海へ。

海は視界が非常に良く、
15mくらい下の底まで見渡せる。
軽く沖に出て、一度心拍を上げておく。
ちょっと波があるが、非常に快適。

簡単な開会式の後、
スタートゲートに整列。

自分はウェーブスタートの第1波。
約50人くらいの一番後ろに並ぶ。
同じ事を考えている人も何人かいて、
「ま、巻き込まれないように後ろから
 のんびり行きましょう」などと会話。
「1分前です」のコールに、ちょっと緊張。


プァーンというスタートの合図で、
先頭は駆けだして飛び込む。
自分らはというと、
その後方から5、6人の群れで、
応援の人たちに愛想を振りまきながら入水、
とりあえず皆平泳ぎで、後方集団を形成。
しばらくして、クロールに切り替え。
でも皆のんびり。
自分も、その集団内で、
適当な人を見つけて後ろにぴったり付いていく。
前方のバタ足の泡を追いかけるだけなので楽。
幸いなことにその人も方向を間違えず、
数人のまとまりのまま、第1、第2のブイを廻る。

以前の大会では、SWIMで足を使いすぎて、
RUNが辛かったので、今回はあまり
足を使わずにほとんど腕だけで泳いでいく。
それでもウェットと姿勢だけで、
平行にはなる。スピードは遅いが。

海底の深いところまで見渡せるので、
泳いでいて何だか自分がすごく高いところを
浮遊しているような感覚。
途中、カタクチイワシの群れに何度も巻き込まれ、
自分も魚な気分。かなり楽しい。
2週目の途中、大きな船が沖を通りかかり、
その大波で激しく上下する。

コースを2週周り、陸上に上がる。
同じスタート集団では相当遅めだが、
まだバイクが結構残っているのでちょっと安堵。

ウェットとゴーグルを脱ぎ、
サングラスとヘルメットを装着し、ゼッケンも装着。
靴下を履こうかどうしようかちょっと迷うが、
結局素足でバイクシューズを履く。


バイクは最初は海沿いの折り返しコース。
ほぼ直線が続くので、最初からDHバーを握り、
30~40kmを維持していく。
多少の上り下りがあるので、
こまめにギヤを変えながら、
ケイデンス90前後を心がける。

海から上がった直後だからか、
比較的ゆっくりの他のバイクを
すいすい抜かしていく。
これは気持ちよい。
DHバー、こんなに楽だとは。

道沿いで地元の子供や、
おばあちゃん達が座り込んで、
「頑張れー」と叫んでいる。
ちょっと嬉しくて、それぞれ
こちらも叫んで答える。

海沿いの道から町中へ。
商店街を抜けるカーブの多い道。
スピードをあまり落としすぎないように、
漕ぎながらバイクを傾ける。
町中も人が多く、皆、お店や家の前に
座り込んで、声を張り上げてくれる。

町中を抜けると、しばらく国道の直線。
緩やかな上りがだらだらと続く。
スピードが落ちないように漕ぎながらも、
ちょっと一息ついて水分補給。

国道から逸れ、島の反対側の海へ。
海沿いの林道を抜けていく。
木々がトンネルのようになっていて、
ちょっと涼しい。
途中、毛虫や蛇や猫に遭遇。
道も所々ひび割れがあるので、
注意して走る。

海沿いの最後辺りに、きつい上り坂。
バイク降りて押して歩いている人もいるが、
ギヤを一番軽くして、シッティングで上る。

そこから元のスタート近くまで、
ずっと下り坂。カーブは多いが、
DHバーで体を低くしながら、
40km以上を維持。

このコースを3週。
2週目で一緒に参加している仲間を追い抜く。
後方から「早いよー」と言われるが、いや、
既にSWIMであなたには抜かれているんだ。
(しかもウェーブスタートだから5分差もあったのに)

抜くことはあっても、
ほとんど抜かれることなくBIKE終了。
再びトランジットへ。

ここで失態。
BIKEシューズを脱ごうとしゃがんだ瞬間、
右足が激しくつってしまう。
そういえば、水分補給が全然足りていない。
(ボトルには半分以上水が残っている)
なかなか収まってくれず、
そろそろと靴を履き替えてから、
しばらく脹ら脛をさする。
ある程度痛みが引いてきたので、
無理矢理立ち上がり走り出す。
走り出してしまえば、結構何とかなる。

ランは最初から激しい上り坂。
足は上がらず、心拍数は一気に上がる。
ゆっくりだけど、少しずつ上る。
なるべく足の負担を落とそうと、
カーブの外側を廻る。

その先も、
斜度は落ちても折り返し地点までずっと上り。
意識して腕振りを大きくして、
足が前に出るようにする。
だんだんと心拍も落ち着いてきて、
スピードも少し上がる。

折り返しを過ぎると、
今度はコースは違えど延々と下り。
膝と足裏でブレーキをかけてしまわないように、
足の接地時間を短くするよう、
早いピッチで足を動かす。
クッション厚めの靴を履いたお陰で、
膝もとりあえず元気だ。

帰りは海沿いの崖横の下り道なので、
非常に景色が良い。
太陽の光が海に反射していて、
沖の一面がきらきら光っている。
波の音と、自分の靴音が聞こえる。
気分が良くて、顔がにやけてくる。
「良い笑顔だー」と声援を受ける。

そのコースを2週回。
2週目の方が、体は重いが気分は楽。
途中、先ほどバイクで抜いた仲間と
すれ違い、ハイタッチ。
「あと少しー!」「頑張ろー!」
最後は一気に下り坂を駆け下りる。
坂が終わったらゴールはすぐ。

先にゴールしていた仲間を横目に、
フィニッシュゲートに駆け込み、
とりあえずガッツポーズ。
喉が激しく渇いていて、
水を一気に飲む。

他の仲間もゴールしてくる。
皆、はじけるような笑顔だ。

いやー、こんなに楽しい
トライアスロンもあるものだ。
-----

以下、今回の写真つらつらと。

行きは竹芝桟橋から22時出航の客船で。
レインボーブリッジをくぐり、
横浜港を経由して、伊豆諸島へ向かいます。

客船から望むレインボーブリッジ

客船では、船室で寝ている人も多いですが、
グループで来ている人たちは甲板に敷物を敷き、
ひたすら宴会です。少し風はありますが、
毛布を被って盛り上がっています。
自分らも、小規模ながらビールとお菓子で。
ちなみにこれは帰りの写真。
行きはこの甲板中にぎっしり。

客船甲板

トランジットに機材をセットした状態です。
色々と置き場所をそれぞれ考えるのですが、
結局レース中は、めちゃくちゃになります。

出走準備

新島には、無料で入れる温泉があります。
5つの浴槽と着替え用の建物しかありませんが、
結構きちんと作られている施設です。
元々水着を着て入る温泉なので、
皆、ゴール後に直接自転車で乗り付けて、
そのまま入ります。
さっきまで一緒に走った人ばかりですので、
誰とでも会話が弾みます。

レース後の温泉

夜は、島の中学校の体育館で、
盛大にパーティが開かれます。
ビールと島焼酎が出て、
料理も地元の魚を中心に、
食べきれないくらいの量が出ます。
赤イカとビンチョウの刺身がおいしかったです。

レース後のパーティ







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Last updated  2008.05.19 19:47:24
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お疲れ様です!!   アスリート美容師 さん
いやー楽しそうですね!!私も行きたくなりました。
新島アイランドシリーズいいかも・・・私の次のレース候補になりました。(^◇^)お店に来たら、お話聞かせてください! (2008.05.21 17:28:56)

楽しそうで何より!   ぱんだ さん
楽しそうだ~。けど、坂が怖い私にはトライアスロンは無理なのだ~。
なんかレースの組み立てとか理系っぽいね。流石です。私結構フィーリングで大雑把かも。

けどフルの目標は立てました。(目標だけどさ・・・。)
(2008.05.22 01:08:56)

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