お通やと告別式
昨夜、祖父のお通夜がありました。納棺する前に祖父と対面できてとても安らかな表情でした。腹水がたまり少しでも前屈みになると苦しいと訴えていたからそういう苦痛から解放されたこと、そして家族は結局水分だけ点滴していたことを中止せず突然のお別れになったということ、最期まで死にたくないとがんばっていた祖父の姿…意志が強く、32年前に他界した曾祖母そっくりな顔で驚くことがいっぱいありました。今回初めて祖母の旧姓がわかったり、幼少時代にしか会ったことがない親族と対面したり…。私自身は曾祖母の葬儀に参列しているはずだけど私自身が4歳の頃だから記憶も曖昧。曖昧な記憶だけど、身体をキレイに拭いてあげて死に装束を着替えさせて、足が悪く伸ばせなかった足を「やっと伸ばせたね」とみんなが話しかけていたこと、火葬場で二人で箸で骨を持っていたことははっきり覚えてて…。今回は祖母が準備していた服を私が対面した時にはもう着替え終わって安らかな表情になってた。葬儀場では親族で孫として参列。子どもたちが小さいからちょっと大変でしたが、子どもたちもおじいちゃんとの最期のお別れで涙して「死」の恐怖と生きることの大切さを感じてくれたと思います。ただ、お通夜ではお姉ちゃんが、告別式では下の子が何かのアレルギー反応があり特に下の子は食事を中止したほど。帰宅後微熱がありました。いつも優しく見守っていてくれたおじいちゃん、お骨になってちっちゃくなって寂しさと悲しさはあったけど苦痛から解放されたことを考えたら良かったねという安堵感と複雑な気持ちでした。