おことわり: Become a nerd in a 30 days というエッセイを翻訳する予定でしたが、なぜだか翻訳担当者が途中で逃げてしまい、ほかに英語が分かるスタッフがいなかったため、やむをえず、分からない部分は想像で補っててきとーに訳しました。そんなわけで多少、間違っているかもしれません。それと、この企画自体が某サイトのパクりです。


　こんな体験をしたことがある人はいないだろうか。サッカーで日々汗を流す君が、ちょっと本屋に寄るとそこには、キ○ガイじみたオモチャ、延々と続く本棚、マンガ、DVD･･････。当然、それらに関する話題にはついていけない訳だ！で、君はそういう類を知り、オタクの一人になろうとするのだが、間もないうちに、周りに馬鹿にされる。彼らオタクは、君の無知を笑って、ついに君は「アホ」とか「まぬけ」とか「キモ男」などと呼ばれるのだ。君はおびえ、オタクたちからの謗りは止まなくなり、そして君は独りになる！
　でも大丈夫、私についてくれば！

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ステップ１：まず始めに

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一朝一夕にして立派な毛の生えたオタクになれる者はいない。数ヶ月はかかるのだ。しかし、このガイドに従えば、たった30日で”オタク”の地位となる基礎を得られる。「オタクになる」と言っても、どれくらい？――ええっと、オタク世界の住民によってなされる進歩のせいで、過去に「オタク系」とされていたものも、今ははっきりとそうだ、とは言い切れないのだ。
君はまず、パソコンを始める必要がある。パソコンはオタク社会の生命そのものだ。”なんでまたパソコンなのよ”だって？　ハハ、君もとんだマヌケだな。パソコンのおかげでオタク文化に関する知識がどんどん深まるのだ。私はApple iMac MA878J/Aをおすすめするね。Apple iMac MA878J/Aはオタクが必要とする大部分の基礎を与えてくれるし、多すぎることはないので挫折はない。どうせ君は初心者だろうから、まずは「電源オン」という事態を知るべきだ。いいかい、これはサッカーじゃない。サッカーではないんだよ。

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ステップ２：私的空間のオタク

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さて、パソコンは手に入れたのだ。君は、君のことを馬鹿にする町の連中に顔を合わせることなく、オタクの基礎となるものを買うことができる。オタク業界ではリアルを捨てて”隠遁”するのも重要な技術なのだ。それでも、宅配業者には気をつけなければならない。パソコンを手に入れた今、君が会わなければならない人はごく少ないのだが、宅配業者はオタクでない人に対しては冷酷なのだ！ただサインをして品物を受け取るだけで、決して相手と視線を交わしてはならない。オタクとは成りきっていない今、彼は君を馬鹿にし、君にツバを吐きかけようとするかもしれないのだ。だから私は「パソコン」をおすすめする。ドアを開ける時は常にパソコンを持ちながら。とにかくこれが重要だ。
次に、オタクの装備品がいくつか必要だろう。[注意：このガイドは一般的なオタクとなるためのものであり、オタクは自分の専門分野を持つのだ。専門分野は自分自身で決めなければならない。]
パソコンはオタクの初歩としてとても重要だ。パソコンがあれば、ゲームができる。DVDが観られる。細かくは次のステップで述べよう。
テレビもまたオタクにとって有益だ。使っているテレビの値段が高ければ高いほど、君のオタクとしての地位は高くなる。そこでZenith社の60インチのプラズマテレビ（520,000円）をお勧めする※1。そりゃあ高いかもしれないが、
オ タ ク に な り た い の だ ろ う ？
君がオタクになることに熱心なのは分かってる。そうだろう？うむ。じゃあ、Amazonサイトで今すぐ買ってみようか。

※1　Amazonの商品リンクが切れていたので、市場調査価格。宣伝だとしてもこんな高いものを買わせるなんて･･･。

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ステップ３：本を読もう※2

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次は本だ。君が本の読み方を知らないことは分かってるさ。だけど本を読むのはオタクにとって最も大切なことの一つだ。まずは涼宮ハルヒシリーズを読むことをオススメするね。君はその世界に入り込みたくなり、話したくてうずうずする。そういった影響は想定済みさ。
マンガもまた大切だ。アメリカのも日本のも似たようなものだ。ラブひな (1)というマンガを読めば、オタク達がどうやって美少女を考えているかが分かる。カードキャプターさくらもオススメしたい。もしこれらの本を既に知っていたとしても、オタクとしての模範を知るためもっと読む必要がある。

※2 ステップ３は翻訳担当者が、原文にあった作品に関してほとんど触れなかったのです。しょうがない。

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ステップ４：アニメを見よう

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（USAの放送システムへの言及なので略）

翻訳が面倒臭くなった。とにかくリアルタイムでアニメを観ろ。
エンドレスエイトは全3回で良かったんじゃないか？（翻訳担当者より）


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ステップ５：家を出よう　オタク・スタイル

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おめでとう。もし私の指示に完璧に従えていれば、この地球上で最も尊敬され愛される文化の一つ、”オタク”の初歩に達したわけだ※。さあ、上機嫌であの忌々しき本屋に行こう。君を馬鹿にした奴らの無知を笑ってあげるんだ。


※ 翻訳担当者が途中で内容をしょったり、紹介作品を改ざんしたことを考えると、どうやらこのガイドでは達成できないらしい。



原文の作者が紹介した物を全部買うと、65万9000円程度になることに注意。