【No.01385】 7月24日通りのクリスマス
製作国 日本製作年 2006年時間 108分監督村上正典出演大沢たかお/中谷美紀佐藤隆太/上野樹里阿部力/劇団ひとり沢村一樹/川原亜矢子長崎を舞台に、健気でちょっとドジな女性が憧れの先輩との恋を夢見るラブ・ストーリー。長崎市役所に勤めるサユリは、出会う男性に王子様ランキングをつけて楽しむ妄想の毎日を過ごしていた。そんな中、王子様ランキングの常にトップである憧れの先輩・聡史に再会したことから、この恋を実らせようと奮闘が始まる・・・。中谷美紀が「嫌われ松子の一生」同様、美貌に反した役を好演している。「嫌われ松子」も「サユリ」もともに男性に愛されたいという願望から行動する女性を演じているが、サユリは「嫌われ松子」とは正反対のエンディングを迎えるので観終わって幸せな気分を味わうことができる。出演者も皆いわゆるイイ人ばかりなので、ほんとにピュアなラブ・ストーリーという感じ。(どろどろしたところがないので少し物足らない!?)中谷美紀にしろ、サユリと同類として扱われるメグミ役の上野樹里にしろ、さえない女性の役だが元がイイので、多少感情移入できないところはあった。(さえない女性役なら、こんな美人女優を配役するのはいかがなものか・・・?)