ミューズの晩餐 藤原道山さんゲスト
テレビ東京系の番組「ミューズの晩餐」を初めてちゃんとみました。存在は知ってたけど、音楽番組の司会に寺脇康文さんっていうのがピンとこなくて今まで観てなかったのです(^^;今回は尺八奏者の藤原道山さんがゲスト。私が知ってる道山さんの活動といえば、舞台「錦繍」の音楽担当&出演。舞台で観たときに、温和そうな好青年、てな印象だったのですが、テレビだとまた違う印象。温和さにプラス、シャープさも感じました。でもってやはり素敵舞台「ANJIN~イングリッシュサムライ」でも音楽担当されてましたね。とても合ってました。道山さんの「My Song, My life」はJ.S.バッハ 管弦楽組曲 第2番ロ短調フルートの担当部分を尺八で演奏されてました。学生時代に尺八のレパートリーに疑問を感じてるときにこの曲に出会って、で、実際に演奏してみて、改めて尺八の魅力に気付いたとのこと。西洋の論理的な楽譜・音色に触れることによって、和の非論理的・ファジーな音色を再確認したということだろうなぁ、と音楽的に素人の私にもストンと納得できた。音楽に限らず、映画や舞台とかでも同じような感覚あるよね。でも、司会の寺脇さんはどうなのか、あまり突っ込んだ発言はなかった。想像どおりの司会ぶり。寺脇さんって、いい人だけどアーティスティックな面はないよね。良くも悪くも(^^;司会者の川井郁子さんがヴァイオリンでコラボ演奏されてましたが、フルートとの演奏だと、ヴァイオリンが男役、フルートが女役、なんだけど尺八だと自分が女性役でいられる感覚があって新鮮だった、とのこと。これも納得。確かに尺八って、男性的な音色かも。そしてさりげなくベスト盤発売のお知らせが。なるほど。チェックですな【送料無料】天-ten-(DVD付) / 藤原道山