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2008年06月15日
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カテゴリ:こどものココロ
今日は、末っ子アキさんの小学校の一日授業参観日でした。

アキの学年は、3、4時間目にシルバー人材センターの方たちを招いて、竹とんぼ作りをするというので、その時間に見に行きました。
まず師匠が子供たちに刃物の扱い方を教えます。
今日使ったのは、鞘付きの小刀とでもいうのでしょうか。ちょうど子供たちの手に馴染む大きさです。

鞘から抜く時は、刃物を動かすのではなく、鞘を引く。
竹を削る時も、小刀はへその位置でしっかり持って、竹を引くようにして削る。
基本、小刀は動かさないのです。

「刃物を可愛がってください」
師匠は子供たちにおっしゃいました。
その意味が、私にはとてもよく分かりました。
ともすれば、人を傷つけることもできる刃物を、大事に優しく丁寧に扱うこと。
人間が生活の中でなくてはならない道具として、長年使い続けてきたもの。

アキさんはなかなか上手く竹を削ることができなくて、不機嫌な顔をしていましたが、師匠が回ってきてアキさんの竹とんぼを仕上げてくれました。
できた竹とんぼを子どもたちは、キラキラした顔で飛ばし合いっこしていました。
って、飛ばし方がわからないんだねー、アキさんは。
やったことないもんなあ。

思えば、私が小学生の頃は、筆箱に折りたたみ式の小刀が入ってました。鉛筆を削る為です。
父はよく、工場で細長く切った鉄の板の片方に刃を付けて、小刀として加工したものをいくつも作っては家で使ってました。
もちろん、私も使いました。冬の終わりにはそれを持って、父とふきのとうを取りに行ったものです。

生活の一部としての、刃物本来の使い方を知る。
大事なことだよね。きっと。





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最終更新日  2008年06月15日 19時25分12秒
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