カテゴリ:街角の話題
ショパン博物館のあるオストログスキ宮殿にまつわる金のアヒル伝説 博物館の裏にある小さな空き地の噴水にその金のアヒルがいる 16世紀に出来たこの宮殿は17世紀のスウェーデンとの戦争で荒廃し ビスワ川の氾濫で地下室が度々浸水して 気味の悪い場所だった 地下室のどこかに財宝を隠し持つ金のアヒルがいるとの噂が広まり 靴職人の若者が財宝を得ようとこの中に入ってアヒルを見つけた アヒルは若者に金貨100枚を渡し 1日で使い切れば財宝を与える しかしたった1枚の金貨でも他人のために使ってはならぬと告げた 若者はあらゆる贅沢品を買い 豪遊をして宮殿に帰る途中 哀れな老兵士を見つけ 最後に残った1枚の金貨を与えてしまう その瞬間すべての買い物が消え 若者は貧乏な姿に戻ってしまった すると老兵士は若者にこう言った これはお前が儲けた金ではない お前はこれからもっと稼ぐ 幸せは健康と腕前 賢い頭の中にあると 笑顔を取り戻した若者は立派な靴職人になり 幸せになったそうだ 以下のブログも書いています。もっと詳しい写真エッセーです。 https://larciatoja.blog.fc2.com(写日記@ポーランド) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.06.07 03:23:55
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