2021/02/15(月)09:58
夫婦単位で招待されるアメリカの習慣
当時、日本にすでにある会社がアメリカに進出した
日本企業が多かった中、夫の会社は
アメリカにもともとある会社を買って
そこで日本人が3人働くというパターンだったので
すべてはアメリカの習慣に従うことになった。
従業員の人数はよく知らないが100人から200人くらい
だったかと思う。それでもその小さな会社の
社長と副社長はとてもお金持ちだった。
まもなく社長は引退して副社長が社長になったのだけど
その新居はすごい豪邸だった。地元の新聞で
シャーロットの豪邸トップ10に載っていたくらい。
庭が日本庭園みたいになってたのを覚えてる。
(写真を撮るのは失礼かと思ってないんだけど)
その豪邸だけでなく別荘にも日本人3人は
招待されたのだけど、アメリカの習慣で
必ずそれは夫婦で招待された。
その家にも招待されて、家を見せてくれたのだけど
羨ましいって感情よりもただただすごいなあって思った。
それまでの自分の育ってきた環境とかと
あまりに違いすぎて、口がアングリって感じ。
(だって数か月前は雨漏りするボロの社宅に
住んでいたんだからね~まじ嫁入り道具の
家具が濡れないかと心配だったわ~)
そんな手の届かない豪邸より、
ごく普通の会社の従業員たちが家に招いてくれたときの
方がいいなあって思ったりした。
外見の可愛いこじんまりした家だったり
すっきり片付いた暖かい暖炉のある部屋だったり
吹き抜けの日当たりのいい場所に
元気なポトスがいっぱいあって、いきいきしている家は
こんな家に住んでみたいなあって思った。
それにしてもアメリカのキッチンは
どうしてあんなに物がないんだろうねぇって思う。
(いつもキッチンまで案内してくれる)
すべてを収納している家が多かった。
夫の上司の奥さん(6か月後にやってきた)は
「料理してないんじゃない」なんて言ってたっけ。
でも料理の得意なひともいて手料理とかでもてなしてくれた。
社長の家は招いた人数が多かったからか、専門の業者が
作ってくれていたようだった。
5年半の間に家の招待だけでなく、結婚式にも3回くらい
招かれた。社長さんの息子さんのときは芸能人か?って
思うくらいたくさんの人が招かれていた。
私はやっぱり小さい教会の黒人のカップルの結婚式が
一番素敵だなあって思ったんだけどね。
花婿の付添人がゲストを席までエスコートしてくれるんだけど
イケメンの黒人男性が腕を組んで席まで案内してくれたときは
まじ胸がドキドキだった。(夫には内緒だけどさ)
う~んここまで思い出して思う。
私はやっぱりアメリカ生活で運を使いきったんじゃなかろうか。
社長の別荘
泊りで招待された。このころは日本人3人とも(私も)
英語はまだまだで招待した方は大変だった
だろうなあって思う。
ボートに乗る私
夫、、、細!今の息子みたいやん。
あの頃より今は15キロくらいは増えてるんじゃないか?
まだ新婚のころで仲よさそう。
たぶん上司が写真撮ってくれたんだろうな。
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