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テーマ:スポーツあれこれ(11395)
カテゴリ:徒然日誌
柔道・全日本選抜体重別選手権最終日。
北京五輪代表選考会を兼ねて行われ、女子48キロ級は山岸絵美(三井住友海上)が2年ぶり2度目の優勝。 五輪2連覇の谷亮子は準優勝に終わった。 あまりに納得がいかず、怒りが収まらないのでたっちゃんさんにしては珍しく感情むきだしブログ。 私もこの試合、TVの前で観戦。 見事な巴投げを決め、有効をふたつとり、谷亮子から四回目の勝負でやっと勝利した山岸選手の戦いを熱く見守った。 「これは時代が変わったな~」と。 四回目にしてやっと勝利し、北京行きをきめた山岸選手はさぞ嬉しい事だろうと。 やはり人生、何事も正負。がんばってきてよかったと自分の事のように嬉しささえ覚えた。 しかし、、、直後にTVに流れた優勝インタビュー、なぜか山岸選手の表情が冴えず、 コメントも「もうすこし完璧な技で勝ちたかった」とまるで敗者のインタビューのよう。どうしたのだろう、、、。 直後、私も気づいた。 これは代表決定戦ではなく、選考会であることを。 そして昨年の世界選手権大会も、選手権直前の選考会で、谷選手から勝利し優勝した福見選手が選考から漏れたことを。 まさか、今回も。そんなことはないだろう、、、と思っていた直後にTVにながれた短い、かなり短い委員会からの五輪出場選手発表の模様。 なんと48キロ級のところは谷亮子選手の文字が、、、。 え~~~。 またですか?! なんだかどこのやくざかと思ってしまうがらの悪いめがねをかけたがらの悪い中央に座った委員の、 代表選手を読み上げた直後の態度に唖然、、、。 「一切質問には私はこたえません!」といい、なんと腕組み。 となりの斉藤さんが、とまどいながら、そろそろとマイクを持った瞬間にTV終了。 この納得いかない感じ、不快な感じは、あの有名な親子インタビュー以来かも。 さすがに辞退するべきなのではと思っていた直後、 同じ系列のなんとかという番組では、すでに祝賀モード。 そして代表祝いのインタビューまで。 画面には、幼い頃の見飽きたビデオ、今までの戦歴などをさもべたべたモードで流す始末。 番組で用意した柔道家となのる女性たちが、この大会の一回戦の技を再現。 ここまで見ていて怒り爆発モード寸前のたっちゃんさん。 負けた決勝戦のことなどは、その負けた技などは一切解説なしって何?! この今日の大会が、五輪出場選手決定戦ではなくあくまで選考会であること。 この大会の成績よりも実績を重視の選考であること。 わかっているつもりの私もさすがに納得がいかない。 必死の戦いを続け、甲子園へ出場していないチームが、夏大決勝で名門とあたり、必死の戦いのすえに勝利を勝ち取り、甲子園にゆける!と喜んだ瞬間に高野連から実績重視で今回は落選です、、、なんていうのと同じではないのか。 特に48キロ級は、谷選手の実績に右にでるものはどこにもいないはず。 それならば、48キロ級だけ、今日の試合はしなければよかった、などとも思えてしまうほど納得がいかない。 同じ階級の選手は、山岸選手のみならずどんな思いで同じ階級で闘ったのだろう。 谷選手に勝つことを目標に、ずっと努力してきた山岸選手は今、どんな思いをしているのだろう。 きっとこれから、確実にいえることは、有望な、有力な選手は、谷選手がいるうちは、女子48キロ級からいなくなるだろう。 世界的にも主要な委員から先日、山下さんがはずれたとのニュースを見た。 こんな選考をしていては、こんな選考をする委員会では、日本の柔道会トップでは、益々世界の柔道シーンから日本が遅れをとることでしょう。 今日優勝したにもかからわず、長年の、積年の目標を達成しながら代表選考からもれた山岸選手が残念でならない。 今後、個人的に熱く応援してゆきたい。 何事も正負、きっとその努力が報われる日が山岸選手にはくる。 がんばれ山岸! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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