カテゴリ:ベルリンにて
2023年8月26日
丁度5年前のこれは2018年8月26日の思い出ですが・・・・・ 無性にウィンナコーヒーを飲んでみたくなりベルリンの中央まで出向いたことがありました。 先ずポツダム広場駅で下車します。 壁の開く前はこんなだったんですよね。 今はこの近くは近代ビルで昔の面影は全くありません。 さて、そこでユリウスマインルコーヒー店のあるはずのフリードリッヒ通り106に行ってみました。 あれ~~、このお店はもう6か月前に無くなっていて、今はかなり応対の良くないイタリアレストランになっていました。 そこでまた新しくユリウスマインルが飲めるお店のある場所を見つけようと歩き回ります。 地下を走るSバーンのベルリン北駅 この駅は東ベルリン側にあったので壁の開く前はしっかり封鎖されていました。 当時、西の電車はこの駅からポツダム広場駅までは地下を通っていてこの駅は素通りしていました。 (あれから2023年になるまでここにはまだ1度も行っていませんが、今はきっともう見間違えるくらいに変わっていると思います。) この駅の近くには外国人の為のドイツ語学校がありましたが、壁の崩壊の後にできた学校ですね。 これだけ見ると西だか東だか見分けがつきません。でもここは東なんです。 左のインヴァリンデン通り(古いビルがある)の角から始まる右のガルテン通りを歩くといよいよ西ベルリンに近づいてきます。 此処には壁の一部が残っていて観光客を呼んでいます。右に遠く白く見えるのがそれ。私はまだベルリンの東側に立っています。 そしてこれが西ベルリンを取り囲んでいた壁の残骸です。壁をお土産にする観光客にかなり破壊されてしまっています。 上に乗っているのは健康に害のあるアスベスト! 今は醜い壁の代わりに見通しが良くなるようにと、これまた醜い鉄の棒が立っていますよ。 でも私はあそこに見えるガルテン通りをコーヒー店に向かいます。 むむ、あそこまでいくのかいな。 なんだ、2分もかからなかった。 興味深いのは今の様子と建物にある1990年代の東側の様子の写真。 こっちは西ベルリンのガルテン通りです。 2018年では電気自動車はまだ無料で充電できます。(今は有料) 目的のカフェをようやく見つけました。 此処にユリウスマインルのコーヒーがあります。 (この写真は借り物) カフェと言うよりもパン屋さんでした! しかしユリウスマインデルはちゃんとありました。 値段は普通でした。 コーヒーの後はベルリンタワー方面に向かいましたが・・
結局迷子になったお陰で素敵なお店に出会いました。 それにしゃれた公園も。 これは粗大ゴミ?それとも芸術? それとも使ってるの? このお店には友人と一緒に行ってみたいところ。 でももうどこだったかわからない・・・。 そろそろ疲れて来たので最寄りの地下鉄で家に向かいます。 此処はS バーンのハッキシェマルクト駅。 この周辺も見学場所が沢山ありますが、今日はおあずけです。 電車の中から見えるこの景色はここだけのもの。 美術館の島と言って、ペルガモン博物館、ベルリン大聖堂などの有名な建物が集まっている場所です。 さて、今日は久しぶりのベルリンでユリウスマインルを飲んで大満足でした。 たまには一人歩きも良いものでした。 2023年・・・あれから5年。 先日、目の検査に行った隣町で偶然ユリウスマインルのカフェを見つけました。 意外と近いところにあったのですごく嬉しくなりました。 勿論コーヒーもケーキも大満足な味でしたよ。 友人に知らせると「マインルのマークは使われないとか」との意見があって、マインルが潰れたのかとびっくりしました. コーヒーはアフリカ人奴隷を使っていたオスマン帝国がウィーンを包囲した時に、たまたまコーヒー豆を置いて撤退し、ウィーン市民がそれを挽いて飲んでみたところ、案外美味しかったのがコーヒーの広まった由縁だとか、ライニーさんから教えて貰った事がありましたっけ。 マインルのマークはもともと赤いトルコ帽を被った黒人の少年でしたが、人種差別的な固定観念やアフリカと植民地時代の誤解に反対するために2021年からこうなったそうです。 言葉は生きていると言いますけどね、人権を優先する事でトレードマークや道路名や古い名称までどんどん変わって来て、こっちの古い頭はもう追いつきません お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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